情報を自分で見つける努力が必要

新しく退職された方へ(2013.4.4)

 4月に入って3日目です。職場環境が変わったとか、仕事そのものから解放されたとか、いろいろ生活環境が変化し、それぞれの人がそれぞれの立場で生活安定を目指している頃かと思います。

 我が家の息子は、急に通学距離が長くなり、様々な説明会の内容を理解するのに必死なようで、昨日は軽い「神経性胃炎」になったようで、お腹を壊したと言っていました。

 私から見ると、単なる食べ過ぎではないかと思える部分もあるのですが、ストレスが多くなっていることだけは確かなようです。

 朝起きて、その日の服装を考えて、食事をして、ここのところ入学式の会場も含めて、説明会の会場があちこちに移動するので、そのために都内の交通機関の確認も必要で、こまれでにない神経の使い方をしているのだと思います。

 我が家が住んでいるのは埼玉県の片田舎で、私鉄の最寄り駅まで歩いて10数分と割と便利なところですが、駅に行っても通勤時間以外は比較的空いていてのんびりした雰囲気です。

 しかし私もかつては都内の大学に通っていましたからよく分かるのですが、多数の人が行き交う駅に行くと、その動きに付いていくだけで疲れます。

 一方私の方は、基本的に昨年までの生活とほとんど変わりませんのでのんびりと過ごしています。4月から仕事がなくなり家でのんびりされている方も多いと思いますが、いずれのんびりだけでは飽き足らなくなると思います。

 仕事がなくなって余った時間に何をするか、というのは大きな問題で、もちろん新しい仕事をする、という選択肢もありますし、何もしない、という選択肢もあると思います。

 ただ「何をしたらいいか分からない」という人も中にはいると思います。特に突然仕事がなくなった、なんて言うのは困るはずです。

 そんな時に先ずお勧めしたいのは、「市の広報」や「県の広報」を熟読することです。最近は高齢者が増えていますので、高齢者向けのイベントや何とか教室というのが多数開催されています。

 別に参加しなくても良いとは思いますが、世の中の一部でそのようなイベントが行われていると言うことを知ることが大事だと思っています。

 また生活費補填のための助成制度の申請についてのお知らせも出ていますし、近隣で行われているサークル活動の案内もあります。

 配布されたものがどこかに紛失したと言うことであっても、最寄りの市役所等に行けば余分なものがあると思います。ついでに地域で行われている様々な講演会や音楽会、イベント等のチラシももらってくると、何かと生活に潤いが出てくると思います。

 さらに新聞に折り込まれている広告をじっくり眺め、今後必要と思われる衣服の選択や、食料品等のバーゲン情報にも目を通せば、夫婦での会話も弾むのではないかと思われます。

 時間が余ると出不精になる人もいるかと思いますが、ウォーキング用の衣服や靴を揃えたり、自転車の購入もお勧めです。

 自転車はギア付きのクロスバイクがいいですね。何も何十万もするようなものを買う必要はないと思います。思い立ったらすぐ出かけられるように、気楽な用途で使える自転車が数万円で買えます。

 何と言っても退職後の最優先課題は健康維持です。そのための運動はかかせません。通勤で疲れない分、確実に運動量は減ります。
   
表紙に戻る 老後 近況報告