「シニア」が一番?

不愉快さを感じない高齢者の呼び方(2014.2.1)

 今日から2月。1月はあっと言う間に終わったような気がします。そう思って振り返ってみると、昨年も瞬く間に過ぎたような。

 ちょっと前に息子が誕生!なんて喜んで、ドタバタ生活している内に、つい先日息子が一言。「来年は俺も成人式だ

 いやはや早いもんです。息子が20歳を迎えると言うことは、その間私も20歳年をとったということであり、確かに息子が生まれたときは、フルタイムで生き生きとして仕事をしていたという記憶が蘇りました。

 そしていつの間にか早期退職。さらに昨年は正規定年年齢に達し、年金世代の仲間入り。

 このブログを書くようになって、年齢的なことを記述することも多くなっていますが、いつも書く直前に悩むのが、60代の元気な年金世代を何と呼ぶのかということ。

 今や皆さん若々しいので、高齢者と書くのはどうも実態に合わないような気がしています。もちろん前期高齢者なんてのも嫌です。

 「老人」「年寄り」といった語感は、どんなに若くても70歳以上。普通は75〜80歳以上のイメージになるような気がします。しかしこれも今の私から見たときの印象ですから、実際に75歳になったときは、「いやまだまだ現役だ」と叫んでいるかもしれません。

 実際70歳代の方へのアンケートも行われたことがあるようですが、4分の3の人は「老人」という言葉に抵抗を覚えるという事でした。

 同様の意味では「お年寄り」「おじいさん・おばあさん」もやはり違和感があります。

 一方「シルバー世代」なんてのもありますが、このシルバーは何を意味しているんでしょうか?ネットでも少し調べてみましたが、検索する方法がよく分からず、結局英和辞典をもちだしました。

 年齢に関係しそうな意味を調べると、「銀髪」「白髪」とあり、アニバーサリーをくっつけると結婚25周年という意味もありますが、髪の毛以外年齢には関係なさそう。

 さらに言うと、シニアの上のゴールドやプラチナ世代というのもあるのかなと言う気もしますが、シルバーがいぶし銀のように輝く若々しい高齢者を思わせるのに対して、ゴールドとなると、なんかいよいよ最後だみたいなイメージを私は感じます。

 それはそれとして、どうやら最も抵抗が少ないのが「シニア」という語句だそうで、これについては私も同感です。英語の辞書では「年長者」「長老」となっています。

 「長老」は勘弁してくれと言いたくなりますが、そこには波乱の世代を生き抜き知恵を蓄えた知識階級というイメージもありそうです。

 というわけで、結論はありきたりの「シニア」が良さそうということになるのですが、と言うことは現役世代は「ジュニア」なんでしょうか?

 そういえばミドルエイジなんて言う言葉もありますね。40〜60歳ぐらいを表す言葉のようですが、だとすると私はミドルエイジ卒業と言うことになりそうです。
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