少子高齢化の今後の不動産事情

光熱費、高齢者の家の選択と売却(2014.11.16)

 今日も朝から冷え込みました。本格的な冬がちかづいて来たなと感じます。冬になって嫌だなと思うのは、やはり気温の低下による体調不良。もともと血圧が高いのですが、気温や食べ物、飲み物関係なのか、時々ポンと血圧が上がることがあります。

 しかしそれは長年のつきあいで、少し深呼吸したり、水を飲んだり、軽い運動をしたりすることによってなんとか対処しています。普段からウォーキングを心がけていますが、この効果も大きいなと感じています。

 それとは別に困るのが光熱費。一昨日から朝の冷え込みに対してファンヒーターを使うようになっています。昼間は日当たりの良い部屋なので、窓をあけなければ温室のような暖かさになりますが、朝晩の冷え込みは避けられません。

 今はまだやっていませんが、12月以降は小さな窓には防寒のために引越し用のクッション材であるプチプチを貼るようにしています。ただあまりやりすぎると、今度は部屋の換気が悪くなります。

 ここ1週間ぐらいで次々と公共料金の請求書がきましたが、夏場の電気料金は150〜200kwh前後で4000円から6000円。猛暑時の8月だけは270kwhでした。また冬場は暖房の関係で、やはり300kwh前後になり、これだと8000円ぐらい。

 ガスの方も、冬場はお風呂を沸かすために使用量が増え、夏場は4000円前後なのに冬場は7000円ぐらいに増加。この両者で合計6000円ぐらい家計費が増えます。

 
 もともと一ヶ月の家計消費額が今は10〜12万円ですから、6000円といえば6%に相当します。消費増税よりずっと厳しい値です。

 亡くなった妻に言わせると、こういった光熱費はマンションの方が節約できると言っていました。建物全体がコンクリートで出来ているので、木造家屋よりも気温変動が少ないようです。

 しかしマンションはマンションなりに私から見ると、天井が低く感じられ、ガラス窓への湿気も多く、庭もない上に、角部屋でもない限り部屋全体が暗い、という印象を持っています。(小さい頃は父親の仕事の関係で、こういったマンションタイプの部屋に住んでいました)

 昼間でも電気をつけないといけないということになると、それだけでも電気料金が増えそうです。また管理費負担や将来の不動産価値を考えると、どうしても購入に踏み切れませんでした。

 まあどちらにも一長一短があるということだと思いますが、高齢になってきたときは、確かにバリアフリーの部屋を造りやすいという点ではマンションの方が優れているような気もします。

 前にも書きましたが、我が家の寝室は2階に造りました。当時はそれでよいと思っていたのですが、今後私の足腰が弱ってきたとき2階にたどり着けるか、なんてことまで時々考えるようになりました。

 まあそうなったら、それこそ家を売却して、そのお金でマンションを買ったり借りたりすればよいという計算もしていますが、今後の高齢化社会を考えると、やがて家も余り気味になり、売ろうとしても売れないという現象も生まれそうな気がします。

 仕事の関係で茨城に住んでいた高校時代の友人が、震災以降家の資産価値が下がり売れなくなってしまったと嘆いていました。これからはこういったことも日常的に起こりえるなと思っています。
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