10年先を見越すなら必読です

本日配布された市の広報を読んで(2015.8.31)

 朝食前に郵便受けの朝刊を取りに行ったら、昨晩配布されたと思われる市の広報が、若干湿っぽくなって入っていました。これまでも何回か書いているように、この広報は早期退職者や年金生活者にとってひじょうに重要な情報が含まれていると思っています。

 というわけで、今回も朝刊を読む前に、朝食を食べながらじっくり読んでみました。ちなみにいつもはこの時間帯にテレビのニュースを見ながら新聞を読んでいます。

 ところが、最近NHK以外の民法は、やたらCMの頻度が高くなり、高音を多用して売りたい商品名を何回となくしつこく繰り返すことが増え、すぐにスイッチを切ってしまうことが多くなりました。

 同じ言葉を繰り返せば確かに記憶に残るだろうなと思いますが、今や私の頭の中では、「しつこいCMの製品は絶対に買わないぞ」という天邪鬼の精神が行き渡るようになりました。

 それはそれとして広報です。表紙を開くとすぐに「健康づくり」のページとなり、市の健康増進施設の案内が出ています。温水プールあたりはいずれ私も利用してみようかなと思っていますので、こういった情報は役に立ちます。

 その次の項目が大規模災害への備え。昨日も突風が吹いてかわらが飛ばされたというニュースをやっていましたが、大型台風の接近や、地震・火山活動の活発化を考えると、日頃から何らかの備えが必要なんだろうと思えます。(そう思いながら、ほとんど何もしていないのが情けないのですが)

 次にちょっと面白いなと思って試してみたのが「こころの体温計」というサイトの案内。メンタルヘルスチェックができます。私自身は自己診断で今のところメンタル部分に問題は無いと思っていますが、それでも一応やってみると、簡単なテストでした。

 結果は社会面でストレスを感じているようで、もしかしたら政治へのストレスかなと思います。しかし家庭内でのストレスはほぼナシで、とりあえず充実した生活をおくっていることが客観的に証明できました。

 次に気が付いた内容が国勢調査が10月から行なわれるということ。ネットでの回答もOKになったことが目新しいです。

 さらに細かいことですが、「マイホーム借り上げ制度」というものがあることを知りました。これは市が主体になって、住み替え支援や空き家の有効活用をするのが目的のようで、私がいなくなった後、息子の就職場所によっては、今住んでいる家の処分方法を息子に教えておかないといけないなと思っています。

 次に近所の大学で行なわれる公開講座の日程が出ていました。医療関係の大学なので、内容によっては聞きに行っても良いかなと思っていますが、まだテーマは発表されていません。

 一応カレンダーにチェックを入れました。また近所で開催されるコンサート等の情報も出ていたり、悩みのある人向けに市民相談会が開かれていたりと、市もいろいろと情報を発信してくれています。

 問題はそれを受け入れる我々の側で、フルタイムで働いているときは、広報をこれほど詳細にチェックしていませんでした。しかし50代の方でも10年先を見通せる人なら、こういった情報の重要性はすぐにわかると思います。
   
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