強い国より庶民を大事に

結婚はコストパフォーマンスが悪い(2015.5.7)

 天気が良い日が続いていますが、私は昨日の冷え込みで何故か鼻風邪症状が出て、大事を取って、ほぼ1日寝たり起きたりでした。

 そのせいか、今日はもう回復に向かっているようで、いつものように午前中ブログを書いて、先ほどスーパーで買い物を済ませてきました。午後も少し体調回復に努めようと思い、いつものウォーキングもパスして、こうやってブログを書いています。

 今丁度3時半を過ぎたところですが、連休明けの株式は240円前後の下げとなり、20000円を達成してから調整に入ったなという感じが強いです。

 連休前に一部銘柄を売却し、多少ですが被害を食い止めましたが、今日の下げでまた買値を下回った銘柄が出てしまい、苦戦中です。

 明日は金曜日で、なおかつ為替も円高傾向になっているので、また下がるのかなというちょっと弱気な予想をしていますが、逆にそういうときが買い場だという考え方もあると思います。

 しかし物価を上げようとしても上がらない。子供の数は少なくなる一方。年金は減額。野菜は高い。ゴールデンウイークは天気が良く盛り上がったかもしれませんので旅行業界はニコニコ顔かもしれませんが、散財後は当然家計の引き締めが始まるはずです。

 さらに先日の新聞記事では、結婚はコストパフォーマンスが悪いという見出しも出ていて、「確かにそうだ」と頷ける部分があるにせよ、「こりゃ人口減の勢いは止まらないな」と思わざるを得ません。

 動物なら、生物的な衝動で子供を作るわけですが、人間の場合はそこに長期間の子育てという作業と多額なお金が必要になるような社会環境を整えてしまいましたので、必然的に結婚や子育てもコストパフォーマンスを考えざるを得ないという状況になっているように思えます。

 さらに一方で同性婚を認めていくという流れが生まれ始めているので、文明の発展と共に人類の人数は減少するという皮肉な結果に陥りそうです。

 そうなると、老人ばかりの世界になり、老後の年金制度や社会保障制度は目に見えて崩壊していくことになりますから(すでに始まっているようにも思えますが)、それだったら子供なんか最初から作らないほうが良いと考える人も出てきそうです。

 そうやってもしかしたら近い将来人類は人滅びていくのではないかというSFめいた危機感もありますが、ではどうすればよいのかという案が思いつきません。

 国のトップレベルでもいろいろ考えているのだと思いますが、何故かこういった面への予算配分は少ないみたいで、隣国との意見の相違や、大企業の収入強化ばかりに目が向いているような気がします。

 人がいて国ができるのだと思いますが、国の面子や強さばかり気にしている政治家や評論家が多すぎる気がします。


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