都市銀行の預金利率

金融機関の競争原理(2016.8.8)

  日本は猛暑みたいで、帰国が嫌になります。ただこちらに来る前からわずかに症状が残っていた気管支炎が、どうやらまたぶり返したようで、ちょっとばかり不安な思いをしました。

 海外での予想外の病気は、特に一人旅だとほんのわずかな症状でも、もともと体力がなく、持病の多い私は必要以上に神経質になってしまいます。

 というわけで、今回はこれまでハワイ20回ぐらい、バンコク20回ぐらいの海外旅行で初めて海外の病院に行くという体験をしました。

 タイブログにも書きましたが、インターナショナルな病院ということで、実に豪華な病院での診療を体験。とりあえず薬を飲んで小康状態で、明日帰国なので、まあなんとかなりそうです。

 診療費は、「もしかしたら」という不安を事前に感じていたのでAIUの海外旅行保険に入っていたのが幸いしました。クレジットカードの付帯保険でも良かったのかもしれませんが、キャッシュレスと言うのはありがたいです。

 診療費の明細を見たら、診療費が日本円で5000円ぐらい。薬代が5日分3種類でやはり5000円ぐらい。旅行保険代が4000円台だったと記憶しているので、今回は加入したかいがありました。

 しかしこういう体験をすると、今後の海外旅行も、事前の体調管理をきちんとしないと、不安を抱えたまま旅行を続けることになるわけで、加齢とともに旅行の難しさを感じました。

 それはそれとして、まあ体調を気にしながらも、毎晩飲み歩いているのは確かです。ただ以前のように、店を変えながらビール小瓶を次から次へと飲み続けるということもしなくなり、最初に2本ぐらい飲んだら、あとはジュースや水という情けない状態です。

 それにしても、飲み歩き場所に韓国から来たと思われる若者が増えました。以前は欧米系、中東系、日本人という人種構成?だった夜の店に、ともかく様々な国が入り乱れて来店しているように感じます。

 だいたい100mごとに両替屋さんが乱立しているのもすごいなと思います。しかも1軒1軒両替率が異なるので、競争原理が実に厳しい。

 さらに提示されている通貨の種類は、ざっと見て20種類ぐらい?頻繁に流通している通貨は決まっているのだと思いますが、まあ両替屋さんも大変だと思います。

 銀行の預金利率がどうなっているのかは不明ですが、両替屋さんと同じような競争原理が働いているなら、やはり利率は銀行ごとに変わりそうです。

 それに比べて日本の場合は金融機関が結託して利率を決め、両替率を決め、ローンの利率だけを競うような形になっているように感じられます。それが庶民にとって便利なのか、それとも金融機関だけが優遇されているのか?

 詳細は不明ですが、少なくとも現状の利率は庶民にとって限りなく不利なことは間違いなさそうです。


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