個人手配旅行にトラブルはつき物?

英語を話せないとトラブル回避も大変です(2014.8.10)

 今回の旅行は、細かいトラブルが多く発生(特にレンタカー関係)し、拙い英語を駆使する羽目になっています。最初のトラブルはレンタカー。この時期はレンタカーの利用者も多いようで、ハワイ島のヒロ空港で、貸し出し手続き後に提示された車が大きなピックアップトラック。

 よくアメリカ映画で、荷台にサーフボードを多数積んで走っていたりする奴で、考えようによってはまたとない乗車機会だとは思いましたが、車幅も広く、こりゃ無理だと判断。

 というわけで、再び事務所にとって返し、「こんな大きい車には乗れないから、何とかしてくれ」と要求。もともとコンパクトカーを希望していますから、正当な申し出です。

 レンタカー会社側も、もし出来れば乗ってもらいたいという気持ちがあったようですが、すぐに交換に応じてくれました。たぶんコンパクトカー希望者が予定より多かったのだと思います。

 続いて台風。7日の日は滝や火山観光を楽しみましたが、前回書いたとおり、台風が8日の午後に接近。雨が徐々に強くなり、夜8時頃からは強風、豪雨となってヒロを直撃。一晩中風と雨の音に悩まされました。

 もし地滑り等が起きたら大変な事になるなと思いましたが、こういった災害時も、当然英語でのやりとりが必要になると思いました。

 翌日も雨は残っていましたが、徐々に霧雨になったので、観光に出発。ところが海岸方面に出かけたら、あちこちで倒木、電信柱の倒壊が起きていて、今まさに道路に倒れた大木の幹をチェーンソーで切っている現場が多数。当然あちこち通行止め。そのために英語で状況を確認。

 それでもめげずに海岸沿いの道を走っていたら、道路上に吹き飛ばされた枝が散乱し、ばきばきその枝を折りながら走行する羽目に。さらに横から枝が飛び出していたり、ぬかるみにはまりそうになったり、さんざんな目にあって疲れ切って観光終了。

 そして今日。マウナケアの頂上まで行こうと思ったのですが、地図をよく確認していなかったため、途中のビジターセンターから先は4輪駆動車が推奨と書いてあることを失念。結局ビジターセンターから引き返しましたが、まあ気温は低く、景色も良かったので、これは満足。

 ところが帰る途中で、レンタカーにエンジン警告灯が点灯。坂道でエンジンブレーキを多用したせいかと思い、途中の展望台で休憩。ここは景色も良く楽しめましたが、再びエンジン始動で警告灯が点灯。

 走っている途中でトラブルになったら嫌だなと思いつつ、最寄りの街からは30km以上離れていますから、結局は自力で帰るしかありません。

 それでもたまたま同じ駐車場に車を停めた家族連れがいたので、勇気を出して英語で、この警告灯の意味するところは?と尋ねてみると、家族全員で心配してエンジンルームまで点検。

 特に焦げ臭いとか、煙が出ると言うことはなさそうなので、たぶん大丈夫だろうという、若いお兄ちゃんの判断に従って、御礼を言いつつ、安全走行で帰ってきました。

 しかし警告灯は点灯したままなので、そのままレンタカー事務所に行き、点検を依頼するために駐車場へ。係のお兄ちゃんに警告灯がついているんだ、と言いながら、エンジン始動。すると警告灯が消えています。

 山から下りの道路を走っている内にエンジンが充分冷えたのかなと思いましたが、人騒がせな車です。

 そして最後のハプニング。セブンイレブンでビールを買おうと思ったら、「IDカードを見せろ」と言います。これにはびっくり。初めての経験です。「私の顔や姿が初老のおっさんに見えないのか」と思いましたが、それを英語で言うことが出来ません。

 どうやら購入に当たっては、誕生日の入力が必要だということを説明してくれたようですが、この辺りの詳細は不明。というわけで、今回の旅行は、トラブルそのものは小さいですが、あちこちで英語を駆使する羽目になっています。



ハワイでの長期滞在


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