実体のない国力増強?

為替レートは国の力関係をあらわしています(2015.8.5)

 早くもハワイ三日目の夜です。宿泊している部屋の外で夜風に吹かれながら、少しずつ暗くなっていく夜空を眺めています。ハワイのサンセットは本当に美しいなと感じます。

 昨晩は、ワイキキからバスで20分ほどのビール専門店で、お店の人にお勧めを教えてもらって飲んでいました。一緒に頼んだフィッシュ&チップスの量が多いうえに、ちょっと油が多くて胃がもたれてしまい、やっぱり年齢的に脂っこいものをたくさん食べるのはダメなんだなとちょっとがっくり。

 胃の調子を整えるために、今日の朝はパイナップルだけ。昼間はマグロ弁当。やはり和食は胃にやさしいなと思います。夜は先ほどラーメンを食べてきましたが、1杯が1200円ぐらいします。それでも安い方かも。

 日本語ガイドブックには、ハワイに進出しているラーメン屋さんが次から次へと紹介されていますが、そのすべてがことごとく高い。ブームだとは思いますが、味は日本のフードコートのラーメンとそれほど変わらないように感じます。

 海外だから高いということなのかもしれませんが、私にはすべて円安の影響のように思えます。今日は少しだけ両替をしましたが、だいたい126円前後です。

 8ドルと値段が書いてあれば、以前は700円ぐらいかあと計算できたのですが、今は125倍して1000円です。今日はラーメン屋さんに行く前にタイ料理のレストランを見に行ったのですが、前菜が安くて8ドルと書いてあったので、すぐに断念。

 しかしラーメン屋さんで野菜ラーメンを頼んだら10ドル、ビールが4ドル(330mLです)。これに税金が加わり、さらにチップが必要なので、結局17ドルぐらい。ラーメン一杯とビールを飲んで2000円ではたまりません。

 というわけで、新聞では爆買いだ、爆買いだと、やたら良いことのように書かれていますが、為替が安くなったというのは、要するに他の国に比べて、国の力が相対的に弱くなったということです。

 国債が信用されなくなれば、円安が激しく進むというのも、要するに国力が著しく弱くなったという証明です。つまり今の日本は単純に考えれば、一時の1ドル80円の円高時代に比べると、国の力が1.5倍弱くなったということで、だからこそ相対的に国力が上がったアジアの国からの訪問者が増えているということです。

 それが果たして国のステータスとして良いことなのか?どうも私には疑問が感じられます。そこへもってきて、働く人がどんどん減少しているのに、武力だけはさらに増強しようというのが安倍政権の目指すところのようですから、どうも矛盾が多いなと感じてしまいます。

 為替は国の力関係を表すのだと思うのですが、それを無理やり統一したのがユーロで、国力がないのに同じ土俵にのってしまったギリシャは、今後も苦しむのだと思います。

 さて日本はどうなるのか?実体のない国力増強を目指しているように見えてしょうがないです。


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