一人旅で「暮らすハワイ」を実現すると「飽きてきます」(2016.3.23)
ハワイと言う最高のリゾート地にきて10日間が経ちました。さすがにちょっと飽きました、と書いてしまうと、「何を贅沢なことを」と言われてしまうかもしれませんが、今回はそれを強く感じます。
特に出発一か月前に鼠蹊部ヘルニアと言う手術を経験し、今回はたいした後遺症や痛みもなく、無事旅行を続けていますが、患部が気になるため遠出やハイキングを控えています。
そのため、いつもより動き回る範囲が狭くなってしまいました。旅行前にはレンタカーを借りて島内をあちこちドライブと言う選択肢も考えましたが、やはり資金の問題が気になります。
ハワイ旅行を考えている方はご存じだと思いますが、最近のハワイは人気が出て物価が高騰、さらに円安の影響で、日本円の換算で普通のホテルは1泊が2〜3万します。
大手の旅行代理店だと、これがさらに良い部屋になるのだろうと思いますが3〜5万と言うことになり、ともかく旅行費用の中の宿泊費の比率が大きいです。
15年位前の前のハワイ旅行では、家族3人で1泊が1万円台の部屋に宿泊していました。今は一人なのでそれより狭い部屋なのに1泊が1.8万ぐらいします。
しかし、ハワイに来てみれば分かりますが毎日が過ごしやすい温度で、今日は曇っていますが、まあ9割がた晴れていますので、物価高を除けば生活するには良い環境だなとつくづく思います。
一方で一人旅の場合は、家族と違って食費は一人分で済むとはいえ、ともかく1回外で食べるたびに1000〜1500円、夜アルコールも含めると3000〜5000円になります。
かといってスーパーで食材を買おうとすると、すべてが一人の消費では多すぎて、何か一つを買うと、それだけを食べ続けなければいけないということになります。
というわけで、暮らすハワイと言う言葉がもてはやされ、私は私なりにそれを実行しているつもりですが、一人旅だとやはりよく知った場所での中長期滞在は限界があるなと、今回はつくづく感じました。
ハワイ旅行もいよいよ卒業かなと言う感覚を始めて感じましたが、その原因の一つは英語圏であり、私の語学力が不足しているために、地元の人と話ができないというのもネックになっているような気がします。
さらっと来て、観光と食事と買い物を楽しんでさっと帰るという旅行なら「また来たくなる」素晴らしい場所だと思いますが、暮らすという感覚が強くなると「飽きる」ということが分かってきました。
その意味では数日から1週間ごとぐらいに新しい場所に移動するという旅行が良いのかもしれません。(しかしそれもまた資金の問題が生じます)