健康な生活が資産形成の要

財産形成の原動力は健康(2012.5.23)

 何だか急に冷え込んだなと思ったら、今日は30度近くまで上がるそうです。急激な温度変化によって風邪をひく人が増えているみたいですから要注意です。

 早期退職をして、ストレスが減ったことが一番大きいと思うのですが、退職直前の3月31日と直後の4月1日で、体全体に大きくのしかかっていた重石のようなものが、す〜っと軽くなったなという印象を強く受けました。

 経済的な問題は抱えていましたが、赤字が続いても年金の年齢に達するまで持ちこたえれれば、なんとかその先の生計は維持できるだろう。

 もし予想外の事が起きて家計が破綻するようなら、今住んでいる1軒家を手放せば、当面のお金は確保できるだろう、とある意味背水の陣の心境でしたが、4月に入ってからの気持ちの軽さは、それまで感じたことのない開放感でした。

 その影響がはっきり現れたのは、持病の高血圧。もちろん今も高く、血圧の薬は飲み続けているのですが、ひと頃精神的に危なっかしい状態になったときは、夜中に悪夢で飛び起きて、ものすごい心臓の動悸を感じたりしました。

 「こりゃもしかしたら救急車を呼ばないと駄目かも」と思いつつ血圧を測ると185/110なんていう、見たこともない高い数字が表示されていて、ますます気が遠くなるような不安を感じました。

 しかし早期退職直後から、血圧の変動のブレが減りました。正規勤務中は、上に書いたように高いときは185/110で、夏休みになり気持ちが安定したときは110/70ぐらいまで下がる、というような状態が多かったのですが、退職後は冬場の寒い時期に150/90ぐらいまで上がるものの、数日経てばまた下がってきます。

 最近の測定では120/80ぐらいで、私としては理想的な領域に収まっています。これより下がると立ちくらみが起きます。(降圧剤は服用しています)

 ストレスが減ったことにより気持ちに余裕が出来、仕事が減ったことにより時間に余裕が出来たことが大きいなと感じましたが、逆にストレスとはそれほど大きな影響を体に及ぼすんだと言うことにも、その頃初めて気がつきました。

 退職後2年2ヶ月が経過しましたが、風邪をひいても数日で治り、唯一辛かったのはこの春にひいたインフルエンザです。タイ旅行での疲れがたまっていました。やはり疲れとストレスは健康の大敵です。

 最近になり、精神的にも体力的にも健康に生きていくということが、実は一番の財産形成につながっているんだということを再認識しています。

 毎日フレッシュな気持ちで目覚め、「あ〜今日も楽しく無事に終わった〜!」と思いながらベッドに入る。単純ですが健康の秘訣です。


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