坂道や階段を積極的に活用しないと
ウォーキングでは太ももの筋肉は鍛えられない(2016.6.21)
昨日体力が落ちていると書きましたが、今日は少しまじめに調べてみました。その結果分かったことで、完璧に考え違いをしていることが一つありました。自分でも今これを書きながらびっくりしています。
それはウォーキング。健康を維持するための代名詞であるウォーキングですが、これをすることによって、心肺機能が鍛えられ、体に良いと言われています。
これはもちろん正しいです。従って私も暇があると、近所の河川敷を歩くようにしていました。時間がない時や、他に家庭菜園で作業をしたときなどは3000歩程度。
今日は頑張って歩くぞと思ったときは、5000〜8000歩歩いています。シニアになっても、このぐらい歩ければまあ問題ないだろうと思っていました。
ところが、昨日書いたように、除草のためにしばらくしゃがんだ状態から、支えなしに立ち上がろうとすると、かなり力を入れないと立ち上がれないことにびっくり。
どうやら現役時代より著しく太ももの筋肉が衰えているようです。そう思って改めて、太ももに関する諸症状を思い出してみると、時たまですが
・ スーパー内を歩いていて、何の変哲もない平面の通路でつま先が引っ掛かって転びそうになることがある
・ 冬場に以前より太ももの冷えを強く感じるようになり、いわゆるズボン下が手放せなくなった
・ 無意識のうちに階段を避けて、エスカレーターやエレベーターを使うようになっている
という事に気が付きました。ここで最初のウォーキングの話題に戻るのですが、ネットで調べると、ウォーキングでは心肺機能は強化されるものの、太ももの筋肉量を増やしたり、鍛えたりすることは出来ないと書かれていてびっくり。
確かにそう言われれば、いくら歩いても太ももはあまり疲れません。むしろ家庭菜園の除草作業でしゃがんだまま移動している方が疲労度が大きいです。
つまりウォーキングは、それほど激しく太ももの筋肉を使っていないということです。あえてウォーキングで鍛えることを意識するなら、その途中で斜面や階段を上り下りする必要がありそうです。
また私自身は少し意識していましたが、舗装された遊歩道より、でこぼこした土の道の方が、バランス感覚が鍛えられ、使用する筋肉の種類も増えるようです。
というわけで、全く意識せずにウォーキングばかり注目して、いつの間にか太ももの筋肉量が落ちていたというのが真相です。
ただ幸いなことに、まだ動き回れる体力はあるようなので、今のうちに坂道や階段を積極的に利用する気持ちを持たないといけないなと感じました。
しかしこういったことを意識して行わないと体力が維持できないという部分が、まさに年を取ったという事なのかもしれません。