コンビニでは言いなりの高齢者が増加

高齢者の増加で認知症もどきの行動も増加?(2016.7.15)

 夕食の準備をしていたら、市の公共災害放送があり、大雨洪水警報でも出たのかと思い耳を澄ますと、行方不明者の捜索依頼の放送でした。

 4月から年金暮らしになって、旅行や買物、フルートレッスン、ウォーキングの時間を除いて自宅で過ごす時間が増えました。その結果、日に1本ぐらい迷惑電話が来ることが分かり、さらにこういった放送もよく聞くようになりました。

 迷惑電話については、当初留守電にしてメッセージを聞くようにしていたのですが、メッセージを残すことは全くないということが分かったので、最近はあえて留守電モードを外して、何回ぐらいで切るか聞いています。

 非通知、匿名、0120さらに全く知らない携帯からの電話が多いのですが、中には電話番号も表示されるものもあるので、鳴りっぱなしの状態で番号だけ控えネットで検索。

 するとまあどうでもいいような業者の電話だという事がすぐに分かります。ベルが鳴る回数は10回以内が多いですね。もしかすると相手も電話番号をメモされるのを恐れているのかもしれません。

 固定電話回線は、こういった迷惑電話の温床になっているので、電話料金を払うのが無駄のように思えます。NTTも高い電話料金を取っているのですから、ろくでもない電話は自主規制すべきだなと思えます。

 それはそれとして、行方不明者の放送ですが、2週間に1回ぐらいあるように思います。たいがいは数時間後に「無事発見されました」という放送があり、他人事ながらほっとするのですが、やはり以前よりこういった放送が増えているなと思います。

 日常的にも車を運転していると、制限速度よりもかなり遅い速度でトロトロ走っている車がいたり、普通に走っていて前方に全く障害物がないのに突然ブレーキを踏んだり、ウインカーを出してから100mぐらい走って曲がったり、左折するために右側に大きく膨らんだり、左折後にセンターラインを大きく越えて曲がってきたりと、運転しながら「なんだあの運転は?」と悩むことも多いです。

 運転席を見るとだいたい高齢者の運転で、よく事故を行さないなと逆に心配になります。コンビニの駐車場でアクセルとブレーキを踏み間違えたなんて話もよく聞きます。普通なら考えられませんが、公道を走っていると、確かに「あり得るな」と思えます。

 いずれ我が身にも起きる可能性がありますので、批判だけをしてもしょうがありません。行方不明者や運転の稚拙さは、ある意味少子高齢化社会では必然的に起きる現象なのだと思います。

 そう思ってから、スーパー等で駐車後、駐車場内を歩くときは、駐車場内で車を停めようと四苦八苦している高齢者が運転する車の前後を歩くことを控えるようにしています。

 しかし今は65歳以上の高齢者が4分の1ちょっとの人数だそうですが、やがては3分の1になることが予想されています。もちろん元気で健全な運動能力を維持している高齢者も多いはずですが、不安な行動をする高齢者の人数は間違いなく増えるはずです。

 先日書いたように私の息子は某コンビニでアルバイトをしていますが、高齢者の利用が多く、その多くは店員が進める商品をそのまま買っていくことも多いそうです。

 つまり自分では何も判断せず、周りの人から進められるものをそのまま購入しているという事で、こういった事情が悪徳商法や投資詐欺、更にはオレオレ詐欺の原因なのかなとも思えます。

 しかしではどうすればよいのかとなると、さっぱり解決策を思いつきません。とはいうものの現状は日々悪化しているように思えます。

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