久しぶりに痛風の予兆を感じてびっくり

2018.5.29

 今日は6時45分の目覚ましで起きました。これには若干理由があります。実はすでにいつ頃のことか忘れてしまったのですが、たぶん20年ぐらい前、仕事のストレスで大酒と大食いをしていた頃、突如「痛風」の発作に見舞われました。

 経験したことがある人もいるかと思いますが、痛い風と書いて痛風となります。なぜかと言えば、痛くなった足の表面に風があったっただけで激痛が走るという意味です。

 前日に公園で幼児だった息子とサッカーの真似事をしていたのですが、その時何やら左足親指の付け根に突如痛みを感じました。その時は「ボールを蹴ったときに指を痛めたのか」という認識でしたが、無理やり蹴った覚えはないので「不思議だなあ」と思いながら帰宅。

 夕食もいつも通りアルコールを飲んで、たっぷり食べていましたが、その後痛みがどんどん増してきて、寝る頃になると痛くてベッドの掛布団もうまくかけられません。

 というか布がこすれただけで痛い。「こりゃ骨折かも、翌日はすぐ病院だ」と思って、何とかトロトロと眠って翌朝。痛みはさらに増して、2階の寝室から1階のリビングへは、もはや二本足では降りられず、両手と片足を使って一段ずつ階段を下りて、必死の思いで椅子に座ります。

 しかし痛い。何をするにも痛い。朝食もそこそこに、近くの病院へ。待合室に移動するのも一苦労で、妻に車いすを借りて来てもらい、何とか座り移動。

 「一体何が起きているんだ?」と不安に思いながら待っていると、通りかかった年かさのベテラン看護師さんが、「どうしました?」と聞いてくれたので、「足の先端がものすごく痛いんで、骨折かなと思っているんですが」と答えると、患部を一目見た看護師さんが、ほんのわずかですが「ニヤッと」笑って、「典型的な痛風です」と一言。

 その後診察となりましたが、医者も患部を一目見るなり「痛風ですね。薬を出しますがしばらくは痛いですよ」と無情な宣告。その後患部はコッペパンのようにパンパンに膨れ上がりましたが、徐々に痛みは沈静化。

 たぶん1週間ぐらいかかったと思いますが何とか治癒。しかしそれ以後も何回か足の親指の付け根付近に軽い疼きを感じることがあり、そのたびに「もしかしたら痛風になるかも」と思い、すぐに断酒をして、食事量を減らし、水を多めに飲むということをして、何とかその都度問題なくクリア。

 そして昨日ですが、突然あの疼きを感じてびっくり。今は普段から断酒をしていて、食事量も一時期に比べると減っていたので、もう痛風とは無縁になったと思っていました。

 ただこのところ体調が良かったので、若干食事量が増えたのかなという気はしていますが、それほどバクバク食べているわけでもなく、変だなと思いつつ、それでも発作が起きるのはこりごりなので、夕方から少し多めに水を飲み始めました。

 過去にも、疼きを感じた時は水を大量に飲むことによって疼きが治まっているので、今回もその経験を活かしました。ところが飲み始めてみると、予想以上にいっぱい飲めることが判明。

 どうやら知らないうちに体が水不足になっていたようで、その意味で血液内の尿酸の濃度が上昇し、結晶化したのかなと思われます。

 というわけで、昨晩は夕食から寝る前までに1.5Lぐらいの水を飲んだため、夜中に何回もトイレに行く必要があり、寝不足になったということです。

 肝心の痛みですが、まだわずかに疼きを感じているので、もう少し飲まないといけないなと思っていますが、昨日よりは状態は良くなっているので、明日には感じなくなるかなと思っています。

 しかし、先日も喉が渇くというセンサーが衰えているなと感じたばかりなので、今の時期は意識的に水を飲まないといけないなと思いました。