PM2.5用マスクでも防ぎきれない

2020.1.31

 新型コロナウイルスの情報が連日ネットを飛び交っています。発表される数字も、発表する側の国や機関、対象の捉え方によっていろいろ分かれるようで、正確な情報が欲しいなと感じます。

 昨日の感染者数は7711名というのが、私がネットで見た数値です。そして今日の感染者数が9692名。いよいよ大台に近づいたなと思っています。この1日の増加率は1.26%ぐらい。

 ほんのわずかですが増加率の勢いが衰えた感じ。とはいうものの発生源の武漢市では検査キットが十分揃えられていないというような情報もあり、患者さんが多すぎて処置が間に合わないという事もありそう。

 もしそうなら実際の患者数はもっと多いとも考えられ、当初の公開が遅かったこともあり、情報の隠蔽も疑われてしまう感じ。つまり数字の信憑性が低いという事で、まだまだ警戒が必要なのは間違いない。

 ところが感染を予防するためには、新型なので、原始的?な手洗い、うがいで対処するしかないという記述ばかり。まあしょうがないなと思っていますが、やはり心もとない。

 とはいえそれしかないという事ならやるしかない。そう思って思い浮かんだのが、かつてよく見ていたドクターXというドラマの手術シーン。

 手術前に手を洗っている場面が良く放映されていましたが、あれは当然患者さんへの細菌やウイルス感染を防止するため行っているわけで参考になるなと思っています。

 ポイントは念入りに洗う。場所は手首の上、肘近くまで。問題はその後。手術シーンでは、その水が付いた手でどうやって水を止めていたのか記憶にありません。

 また濡れた手をどんなタオルで拭いていたのかというシーンも見た記憶がありません。折角きれいに洗っても、水道のコックに触れたり、何回も使ったようなタオルで拭いたりすれば、洗った効果は帳消し?

 まあ普段なら多少の細菌やウイルスが残っていても、その先は体内の免疫が活躍して、害を及ぼすような細菌、ウイルス類は駆逐されてしまうのだと思いますが、新型の場合は、まだ免疫がないはずなので期待できない。

 ただ子供に重症患者はいないというのが唯一の朗報?その理由は不明。しかし子供に共通する何かが判明すれば、それを大人にも応用できそう。

 重症化するのは持病がある高齢の男性というのが共通見解みたいですから、子供の共通項や、感染しても症状が出ない人の共通項が早く分かってくれればいいなと願っています。

 ちなみにヤフーニュースを見ていたら、newsweekからの「新型コロナウイルスに関して医学的に分かっていること」という記事を発見。

 この記事の中で、コロナウイルスの大きさについて書かれた部分がありました。それによればウイルスの直径は2.5nm(ナノメートル)だそうです。

 ナノは10のマイナス9乗を表す単位接頭語ですから、0.0000000025mという事になりそう。だとすると悪名高いPM2.5の粒子は0.0000025mという事になるので、それ用に作られたマスクでも、目の間を通り抜けてしまう可能性もありそう。

 つまりPM2.5用マスクでも、唾液等の飛沫を除いたウイルス本体は防ぎきれない可能性が大きい。要するにこういったマスクは飛沫感染しか防げないという事ですね。

 だとすればやはり念入りな手洗いが有効という事になりそうです。





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