結局大事なのは体力と精神力

一人暮らしの家計費から将来を見つめる(2014.3.11)

 先日も一度一人暮らしの生活費について書きましたが、その後また10日間ほど経過し、この間ごく普通に生活してきましたので、参考になるかなと思い、20日間の生活費を集計しています。

 結果は、外食やアルコール代を除いたいわゆる食材費が15000円。外食代が6500円。居酒屋さんに行って3000円近く使ったのが大きいです。アルコール代が3000円。ちょうど焼酎がこの間になくなりました。合計食費は24500円。

 このペースが続くとすると、食材費は一ヶ月で22500円ぐらい。外食代が10000円。アルコール代が4500円となり、合計37000円ぐらい。前回3月4日の第1245回の集計では33000円ぐらいと予想していましたので、少し多くなりましたん。

 しかし改めて具体的に食材費を考えてみると、例えば今日の朝は真鶴で買ってきたカマスの干物と目玉焼き。これにタマネギとワカメの味噌汁。ご飯や調味料も含めて考えれば、だいたい1食250円ぐらい?

 昨日の昼は焼きそば。50円の焼きそばに豚肉100円分ぐらいと自宅の家庭菜園で収穫したキャベツを入れて150円ぐらい。

 夕食は150円のサンマと家庭菜園で穫れた大根の大根おろし。さらにハウスのクリームシチュー。シチュールーが200円、鶏肉が300円。ジャガイモ1個40円、タマネギ1個40円。人参1本40円で合計620円。これを3回で食べきって1食200円。さんまとあわせて350円。

  3食の合計が250+150+350=750円。単純に一ヶ月なら30倍して750×30=22500円となって、上記の20日間の食材費と一致しますので、食材費としてはこんなもんなのかもしれません。

 アルコール代は焼酎を買った分増えましたが、これが普通だと思います一ヶ月5000円ぐらいと考えています。外食代は前回も書きましたが、非常勤講師等の仕事がなくなれば、たまには外で食べたいなと思ったとき以外、必要なくなりますのでもう少し減るはずです。

 というわけで前回予想したように、多少これより余裕を持って考えても、年間の一人暮らしの支出は税金や保険料、車の維持費を加えても150万ぐらい。

 現状の年金なら、65歳以降多少余力が出ますので、国内旅行費用か、趣味の費用か、若しくは車の買い換え等の貯金か、さらには息子等への援助か、使途は分かりませんが、突発的な出費が生じない限りなんとか生活していけそうだという感触を得ています。

 であるなら、今後心配しなくてはいけないことは、やはり65歳までに必要以上に老け込まないことであり、それは体力と精神力の両方の維持が必要かなと思います。

 体力については別に筋トレをやる必要はないと思っています。家庭菜園の世話をして、ウォーキングに励み、お金と時間に余裕が出来たら旅行に出かけるということを繰り返せば、体力維持にも役立ちそうです。

 問題は精神面ですね。旅行に行ったときパートナーがいればなとちょっと寂しく思うこともあります。しかし見方を変えれば、たまたま出会った人と自由に交流できる可能性も残されているなとも思えます。

 要は自分がどれだけ前向きに生きていこうと思うかどうか、ということなのかもしれません。


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