我が家の家計の将来像

一人暮らしの年間の支出額は最低150万?(2014.9.4)

 息子は現在大学2年生。先日後期の学費の請求書が送付されてきました。これを支払うと、とりあえず大学4年間の半分の支払いが終了したことになります。

 私立の理系ということで、1年間の学費は約150万。4年間なら600万。実際にはこれ以外に大学までの交通費が月1万程度。さらに昼食代や教材費等を加えていくと4年間で700万ぐらい?もともと早期退職時に600〜800万は必要だろうと思いシミュレーションを繰り返していましたから、資金は用意できていましたがつくづくお金がかかるなと感じます。

 それでも我が家は子供が一人ですから、教育費はまだ少ない。二人三人となれば、単純計算で2倍3倍となりますから、親の負担はとんでもなく大きくなり、しょうがいので子供たちに奨学金やアルバイトをお願いすることになったりもしますが、それは教育を受ける本来の学生の姿とは異なるものです。

 だからどうしろというわけではありません。そういった現実を踏まえて生活設計をしないといけないということです。

 しかしこれでだいたい将来の支出の目安が出来てきましたので、ますます今後の我が家の家計の将来像が見えてきたことも事実です。

 最近、息子が就職し独立した場合、残された私の必要経費はいくらぐらいかかるんだろうと、あらためて考える機会が多くなりました。体が健康な間は旅行に出かけたいと思っているからで、その場合の資金繰りが大丈夫なのかということです。

 そう思って、5年ほど集計を続けた家計簿を見ながら、一人暮らしの生活費を考えています。以前は月10万円あれば暮らせるとこのブログにも書いていましたが、実際にはもっと減るのではないかというのが最近の予測です。(ただし医療費増については考慮しないという前提です)

 現在我が家の食費は、私のアルコール代、昼食代、外食代を含めて4.5万ぐらいです。しかし一人暮らしになれば3.5万位に減りそうです。(息子が同居しても、1万円の食事代をもらえば、同じ計算になります)

 衣料品は年間平均で月0.1万ぐらい。雑貨類は一人になってもあまり減らないような気がしますので1.5万。交通費は仕事がなくなれば車で旅行に行ったとしても月1万ぐらい。光熱費は現在1.5万ぐらいなので、これも1万に減少。通信費は息子のスマホ代がなくなるので1万ぐらい。医療費はこれまでと同じで0.5万。

 合計 3.5+0.1+1.5+1+1+1+0.5=8.6万 つまり9万あれば、最低限の生活費は何とかなりそうという見通しです。

 一方家計費以外の税金関係は、市県民税、固定資産税、自動車税、車検等の維持費、自動車保険、国民健康保険が該当しますが、息子が独立することによって減るのは国民健康保険と市県民税ぐらいです。

 またこれらの金額のいくつかは前年度の収入が元になって計算されるので、総額が年度ごとに変わってしまいます。ただこれまでの推移を見ると、合計30〜45万となっているので、仮に30万とすれば、年間の支出総額は、先ほどの家計費月9万をプラスして

9×12+30=148万 すなわち約150万という結果になります。つまり年金関係の収入が月12〜13万あれば、病気をしなければ何とか生活が出来るということです。

 私の場合は、これに旅行費用として年間100万を考えています。ハワイ1回40〜50万、バンコク2回で30万、その他20万という感じでしょうか。

 しかしそうなると年金+ネットの副収入だけでは赤字です。これをどうするかが私自身の今後の課題だと思っています。


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