シニアの年金防衛策?

シニアには利用価値がありそうなクラウドソーシング(2014.9.13)

 昨日の記事では、一般的な庶民にとってはクラウドソーシングはまだそれほど大きな収益が望めないのではないかと書きました。しかし、例えば10年ほど前にアフィリエイトという副収入の道が開けたとき、最初に勇気を持って試みた人は、かなりの収益が得られたという話しも聞いています。

 当時はまだライバルも少なく、ブログ記事に読者を集めやすかったのかなと思いますが、それが雑誌やマスコミで紹介されることによりさらに発展し、当初からがんばっていた人の中には会社を立ち上げたという人もいるようです。

 一方クラウドソーシングの場合、本屋さんでまだそういったガイドブックが目立って出版されていませんから、ある意味見方によってはこれからさらに発展する分野かもしれません。

 つまり昨日はせいぜい3万円ぐらいの収益と書きましたが、やり方や業務の選択によっては当然変化する可能性はあるわけです。

 というわけで、今日もクラウドワークスのサイトを参考にさせてもらって、今後の私自身の副業収入はどうあるべきかということを考えています。

 そこで先ず気になるのがやはり収入だと思いますので、今日はその点に限ってネットで検索してみました。当然多数のページが出てくるのですが、その中に「マイナビニュース」というページがあって、ここで「クラウドソーシングでシニアの36%が月20万円稼ぐ!−クラウドワークス調査」という記事があってびっくり。

 それが事実なら、私も10万円を目標にして是非やってみたいと思い、内容を見てみました。

 まずクラウドワークスという会社に登録している50歳以上の人の人数ですが2012年は50名に満たなかったのが、昨年6月には2600名を越えているようなグラフが出ています。

 また上記50歳以上の方の収入ですが、月1万円以内が25%、1〜3万円以内が10%、3〜5万円が7%、5〜10万円が10%で、ここまでで52%で半分以上。

 しかし月10〜20万円が12%、20〜30万が11%、30万以上が25%となっていて、予想外に大きいことにちょっと驚いています。

 この統計が本当に現状を表しているなら、(調査をしたのがクラウドワークスという会社ですから、自己PRの意味もあるのかなとちょっと勘ぐっていますが)、シニアの年金防衛としては、結構利用価値大であるようにも思えます。

 一方フルタイムで働いている人が空き時間を利用して稼いでいるのは、月3万円程度という記事もありました。しかしシニアの場合、時間はかなり自由になりますから、もう少し多くなりそうです。

 つまり(能力)×(空き時間)×(やる気)によって、収入には変化が出そうだということです。ただ普通の凡人に出来る仕事が、はたして高収入に繋がるのかということが問題だと思うので、もう少し調べてみる必要がありそうです。


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