スキルがないと高収入は無理

クラウドソーシングの収入見込み(2014.9.15)

 クラウドソーシングの職種をいろいろ見てみましたが、やはりスキルがないと、そう簡単に収入には結びつかないなと感じました。

 またスキルがあっても、ある一定の継続的な仕事を受注するのも大変そうで、単発の仕事を最初はこなし、ロールプレーイングゲームと同じように、その分野での経験値を上げ売り込む、という作業も必要なようです。

 しかしシニアという年代になっている状態で、新たにスキルを身に付けて新しい仕事を受注するというのは、自分自身の健康寿命という時間的な制約もあるので難しいなと感じます。

 その点、現役時代にウエブデザイナーとして活躍していたとか、英語の翻訳をしていたというような人は、いくらでも稼げるような環境が整ったといえそうです。

 つまりシニアの場合、現役時代に培ったスキルを使って何らかの仕事をするというのが一番良さそうですが、じゃあ今現在私が持っているスキルは何?と考えると、なかなか思いつきません。

 私の場合は教員ですから、教育ということに関してのスキルはそこそこあると思いますが、そこに直結できるような仕事は非常勤講師や塾の仕事、家庭教師といった、子どもたちと関わる仕事であって、ネットを使って自分の好きな時間に出来るというような仕事ではありません。

 というわけで、先日紹介したクラウドワークスのアンケート結果は、あちこちで宣伝のために紹介されているようですが、実態とは少し違うのではないかという感触を持っています。

 実際、今日はかなりしつこくネットを使って「クラウドソーシング 収入」というような検索語句で調べてみましたが、通常のブログを書いて1件いくらという仕事では、やはり月数万円ぐらいにしかならないようです。

 それでもシニアの場合時間はありますから、そういった文章を1日中書きまくるということが出来れば、月10万円ぐらいはいくのかもしれませんが、大量生産は文章の内容や質も下がるような気もします。

 それでお金になれば良いじゃないかという考え方もありますが、自分が書きたいことではなく、依頼されたテーマに沿って書くというのもなかなか大変なことです。

 とは言うものの、例え時給換算で数百円にしかならない仕事であっても続けることが出来れば、それなりに収入も増えていくのかもしれません。また自宅で交通費等をかけず、自分の好きな時間に出来るというのは大きな魅力だと思われます。

 さて、ごちゃごちゃと書いていますが、悩むぐらいなら後は実際に少しやってみればいいわけです。

 そこでクラウドワークスというサイトで、私が教育以外で力を入れている旅行関係の仕事がないか探してみたところ、結構旅行ガイド関係の原稿依頼はありました。1件書くと100から300円というものです。

 そうかあ今書いているこのブログが旅行ガイド関係のブログだとして、1件200円の収入があれば、今日は1419回目ですから30万弱の収入に繋がったのか?と思わないでもないです。


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