一ヶ月1000円の節約が難しい

食料品代は低所得者ほど負担増(2014.4.8)
 

 昨年度の我が家の一ヶ月の食費の平均は34000円ぐらいなので、年間に換算すると408000円。

 一方総務省の調査では、年収が248万円以下の人の食費は年間で36.2万、年収が248万から364万の人は50.9万円になっています。ということは、我が家の食費を年収に逆算すると、だいたい年収280万ぐらいに相当することになりそうです。

 実際現状の収入は共済年金、非常勤講師、ネットの副収入、自己年金という4本が柱になっていますが、その総額はほぼこの値に一致します。

 ただ自己年金は、何回も書いていますが自分自身の資産の目減りですから、出来れば前者3項目で家計を維持したいなと思って節約に努めています。

 それはそれでいいのですが、上記の資料を調べていたときに、収入と食費の割合を比較した表もあり、これを見ると、当たり前ですが収入が大きければ食費も大きいという結果になっています。

 ただ収入が大きければ大きいほど、全体の家計に対する食費のパーセンテージは低くなっています。つまり収入増があっても、食費の増加はそれほどでもないということで、余剰部分が貯蓄や教育費、住宅ローンに回っていると考えられます。

 一方、年収が低い世帯では、全体の収入に対して、この食費の割合が高くなり、余剰部分もなくなります。これが「生活が苦しい」という感想に直結するのだと思います。

 というわけで、食料品に関しては、軽減税率の適用が必要、という議論になっているわけです。実際我が家の34000円で、消費税5%を考慮すると、本体価格は32380円です。

 これが来年10%に上昇したとすると、税込価格は35620円になりますので、増加分は1620円。今年度の8%については、増加分が970円ぐらい。だいたい1日分の食費に相当します。

 たった1000円ですが、これを一ヶ月の中でうまくやりくりして減らしていくのは以外に難しいものです。減らしすぎて、食べ物でストレスがたまり、イライラしたり、それこそ医者にかかったのでは本末転倒です。

 まあいろいろごちゃごちゃ考えてはいますが、要するに税金増加分をあまり強く意識しないで、少しずつ節約する必要があるということだと思います。

 ちなみに春休み最後の土日は、どこかにドライブに行こうかと思っていたのですが、ちょっと冷え込んで風が強かったこともあり自粛。これでレジャー費が5000円以上浮いたなと感じました。

 しかしその分ストレスがたまったような気がしているので、ここのところ家庭菜園の土を掘り返して、体を動かすことによりストレスを解消しています。
  
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