土日にどんな動きがあるのか

日経平均、今は反発していますが(2013.5.24)
 
 昨日は結局1日中下げ続けたようで、終わってみれば1000円を越す大暴落。日本全体に蔓延しつつあった高揚感に一挙に水を差された感じです。

 今日の朝刊は一面トップで様々な説明が行われています。朝のテレビのニュースでもこういった話題が取り上げられ、いろいろな方が分析や感想を述べられています。

  しかし専門家でも強気と弱気が入り乱れていますから、先は分からないというのが基本的な流れです。

 問題は今日ですね。あと15分ぐらいで今日の相場が始まりそうですが、投資を行っている方々はすでに臨戦態勢に入っているのだと思います。しかし為替を見ると102円台に戻していますから、高値から大幅に下落したと思われる銘柄に買いが入り、下げ止まるような気もします。

 今現在8時50分で、私は9時には家を出なくてはいけないので、今後の相場は帰ってきてからの結果待ちとなりそうです。

 そういえば本屋さんの経済雑誌コーナーに行くと、最近株に関する雑誌を見ている人が増えていました。初めて株式投資を行うような個人投資家が増えてくると、相場は危険領域というのが、これまでの私の経験です。

 ちなみに新聞記事を読んでいても、4月は株高歓迎という論調が強かったように思いますが、最近は株は上がっても円安による生活打撃の方が大きい、という論調に変わって来つつあるようにも思います・

 さてどうなるか。とりあえずここまで書いて、仕事に出かけたいと思います。次にチェックできるのはお昼頃でしょうか。さらに下がるか、急反発するか。自分の儲けがどうこうというのではなく、今後の日本経済がどうなるのか、という観点で眺めています。

 というわけで、お気楽非常勤講師が仕事なので、昼過ぎに帰ってきました。自宅で昨日の残り物を適当に選んで昼食。これだと原価250円ぐらい?外で食べれば500〜800円。

 これを支出の節約と考える人もいるかと思いますが、私は逆にその差額が収益になったと考えることもあります。つまり1食に付き300円浮けば、月に9000円収益が増えるという感覚です。

 そんなことを考えながらお昼のNHKニュースを見たら、アナウンサーが「午前中で大きく上昇しました」と言っていたので、「やれやれ」と思ったものも、実際に上がったのは400円ぐらいと聞いて、ちょっとこれは上昇の勢いが鈍ったなと感じました。

 1989年のバブル崩壊時期から、日経平均はひたすら下降しましたが、この時もド〜ンと下がってちょこっと上がってしばらく同じ水準でウロウロ。その後またド〜ンと下がるということを繰り返し、結局長い長い不況相場に突入することになったのだと思っています。

 今回は阿部政権が作り出したミニミニバブルだろうなと私は思っていますので、上昇する事は歓迎しますが、基本的には懐疑的な見方です。

 今日もこれからどうなるか分かりませんが、間に土日を挟むところが意味深ですね。その2日でどんな動きがあるのか。真剣に投資を行っている人は、胃が痛くなような緊張感を維持しなければならない2日間だと思います。 


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