日経平均が突然上昇した理由は年金?

金曜の日経平均の不自然な動きの原因(2013.6.8)
 
 昨日から新潟の柏崎に遊びに来ています。目的は観光と釣り。と行っても、柏崎にはフルタイム勤務時から釣りで何回も来ているので、周辺の地理は知り尽くしています。

 今日は朝からず〜っと投げ釣りをしていました。午後からは青空も出て、かなり日焼けした感じです。二泊なので明日埼玉に帰る予定です。

 ホテルからミニパソコンを使って書いているので、画面が小さく打ち間違いが多いようです。すいません。

 今日の朝はビュッフェ形式の朝食でしたが、食べながら新聞を見ると、昨日の株価についていろいろ書かれていました。

 「やはりな」と思ったのは、よくは知りませんが、日本の年金の運用会社の一つであるGPIFというところが、運用資金110兆円あるそうで、その中の株式の比率を今後11から12%に引き上げるというニュースを3時に流したそうです。

 3時に緊急記者会見をやる、という報道が昼過ぎに流れたそうで、その影響で突然日経平均が戻し始めたという事です。

 要するに年金の買いがこれから入る可能性があるので、だったら今の内にこれらの運用会社が買いそうな銘柄を先に買っておこうということです。

 その結果、選ばれたのが主として日経225関連銘柄であって、そのため225はわずかな下落ですんだものの、全銘柄の平均であるTOPIXは下がったままだったと言うことだと思います。

 それにしてもすでに1〜2週間前から日経225とTOPIXの動きが変でした。だいたい日経225はTOPIXの10数倍の値で動いていたのに、この時期数倍の差しかない日が何日かありました。

 ということは、年金の買いが入る可能性を予測してすでに誰かが買っていた可能性もあり、場合によってはインサイダーギリギリの情報戦争があったのではと思わされます。

 というわけで、今回の情報は土日に一般投資家にも知らされることになったわけで、月曜からはこの方達の買いが入るのかなと思われます。(実際月曜日はかなり上昇しました)

 しかし一方で突然円高に振れていますので、(触れている理由がよく分かりません。世界経済の先行きが・・・と同じようなことをいつも言っていますが、実際の所どうなのか不明です)、円高による下落と、年金資金への期待による上昇の綱引きなのかなと思われます。


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