安く長くから健康で長くへ

2018.3.20

 昨日クアラルンプールからバンコクに戻ってきました。利用したエアアジアですが、クアラルンプール空港での手続きにかなり苦労しました。

 慣れている人は問題ないと思いますが、初めてだとすべてが手探り。ましてや一人旅だとすべての判断を自分で行う必要があり、周りに迷惑をかけないようにとか、手続きを間違えないようにと、いろいろと神経を使います。

 しかし初老といえる年齢になって、「もう年なんだから多少分からないことがあってもしょうがないだろう」と居直る部分も出てきました。

 無事バンコクのドンムアン空港に降り立って感じたことは、「なんだか落ち着くな」、という感想です。空港職員、特にイミグレの係員は相変わらず不愛想ですが、それもまたバンコクの特徴ですね。

 タクシーに乗るときは、運転手さんの人柄が気になるところですが、幸いに良い人でした。街を歩くと、マレーシアと違って、スカーフ姿の女性はほとんど見かけず、色白で目のぱっちりした美しい若い女性が多いので、まあそれだけでも華やいだ気分になります。

 レストランを利用すると、マレーシアでは割とビジネスライクな対応が多かったのですが、バンコクでは若い女性のウェイトレスさんが多く、にこやかに対応してくれるので、精神的にもリラックスできます。

 食べ物も、マレーシア料理の味付けより、バンコクの味付けの方が私の舌には合っているようで、今日の朝食は久しぶりに「おいしいな」と感じました。

 まあしかし今回クアラルンプールに滞在したのはわずか5泊6日ですから、まだまだクアラルンプールの良さが分かっていないのかもしれません。

 今日の午前中はお土産の購入。ターミナル21という巨大なショッピングモールの地下にあるスーパーでお茶やチョコレート、料理補助食品等を購入し、合計が3000円ぐらい。

 食事は、寿司レストランでランチ定食を食べてきましたが、「はあ〜、うまいなあ」と感じました。値段が1000円弱ですが、味噌汁、サラダ、小鉢等もついています。

 現時点で「長期滞在するならどっち?」と問われれば、間違いなくバンコクを選択すると思いますが、マレーシアには、クアラルンプール以外のリゾート地が多数あります。それらを回るような旅程を組めば、まだまだ旅行への興味は尽きません。

 一方今回の旅行でつくづく感じたのは、年齢による体力の衰え。歩き回るのは楽しくてよいのですが、やはり疲れるのが早い。またその疲労回復も時間がかかるようです。

 というわけで、絶対に無理をしないで、楽ができるなら「必要以上の多少のお金の消費もやむを得ない」と確信するようになりました。
 
 これまでのハワイ旅行やバンコク旅行では、ともかく「安く長く」というのが旅行のモットーでしたが、それが徐々に「多少お金をかけても、のんびりと楽をして長く」という方針に変わりつつあります。


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