働いても働いても・・・?

バンコクの物価は激しく上昇中(2014.3.19)

 昨日からバンコク入りをしています。ANAはエコノミーの最前列を指定することが出来て、通常より若干足下広くなりました。これだけでもずいぶん違います。

 昨日は日本も春一番が吹いたようですが、成田の離陸も強風の合間を縫って行っていたようで出発が15分ぐらい遅れました。

 しかしバンコクにはほぼ定刻に着陸。さすがANAです。デモ騒動の影響は微塵も感じませんでしたが、やはり旅行客はいつもより少ないように感じました。

 今日は午前中に市街でフリーペーパーをもらい、オプショナルツアーの予約をして2時頃部屋に戻ってきました。なにせ昼間は35度ぐらいありますから、迂闊に出歩けません。

 この後少し昼寝をして、夜の飲み歩きに備えます。

 しかし数ヶ月前と同じホテルに宿泊したのに、窓からの景色が変化しています。新しいビルがどんどん立ち、古いビルがどんどん取り壊されています。

 今こうやってこのブログを書いているときも、窓の外から建物建設の騒音がわずかに聞こえてきます。ともかく行くたびに街の景観が少しずつわかっているのでびっくりです。

 先ほどコンビニでビールを1本買ってきましたが、この値段が120円ぐらい。日本の半分強。飲み屋さんに行くとこれが500円ぐらいになったりします。

 10年ぐらい前は物価は日本の5分の1位、という印象があったのですが、お昼にラーメンをレストランで食べれば400円から700円位しますから、かなり激しく物価が上がっているように思えます。

 仕事をしている人は、あまりの物価上昇の速さに、ますます働かざるを得ないという状況ではないでしょうか。しかし、これだけ上昇スピードが速いと、働いても働いても暮らしが良くならないという意識が出て、今回のようなデモ騒動に発展したのかもしれません。

 一方、日本からの海外移住でバンコクを候補に上げる人も多いと思いますが、このペースでは10年も立たないうちに日本の物価に追いついてしまうかもしれませn。

 海外で長期滞在というのは私もあこがれていますが、現地の物価上昇率についても考えておかないといけないように思います。

 全面的に移住してからだと日本にも戻れない可能性があります。少なくとも5年ぐらい候補となる場所のリサーチ(実際に数週間滞在してみる)をした方がよいように感じます。


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