定年後の生き方を模索

海外で国民性の違いを意識(2014.12.22)

 昨晩からバンコク入りをしています。日本から台北までの飛行機は、円安を背景に、またチャイナエアラインという性格上アジア系の人が多く、ほぼ満席。日本人は1割ぐらい?びっくりです。

 ただ台湾向けの飛行機なので、私の横に座った人も落ち着いた女性でした。雰囲気だけですが、中国系の人たちとはちょっと違います。

 大陸と島国の気質の違いでしょうか?そういえば前泊した成田の日航成田ホテルも、宿泊客の大部分はアジア系。こちらには中国系と思われる人も多く、よく言えばにぎやか。普通に言って他人に無頓着。悪く言えばわがまま、自分勝手。

 バンコク到着後、私がホテルにチェックイン手続きをしていると、すぐ横に女性二入組が近づき、横から私が対応している係員に今にも口出しをしそうな雰囲気。

 さすがに口は出しませんでしたが、バウチャーを持ってイライラしている様子がよく分かります。フロントの女性が決して仕事をのんびりやっているわけではないのですが、テンポが遅い、と思っているのかもしれません。

 バウチャーとパスポートをカウンターに置いて、今にも声をかけそうな雰囲気だったので、横目でちらりと見ると中国系のパスポート。悪気はないのかもしれませんが、だからこそかえってたちが悪いとも思えます。

 まあしかしいちいち腹を立てていては旅行がつまらなくなりますから、冷静に観察して、マイペースで旅行を楽しもうと思っています。

 ちなみに今回も旅行には文庫本と単行本をあわせて6冊持ってきましたが、すでに2冊を読破。いずれも図書館で借りてきたちょっと古い本ですが、かつて11PMの司会者をしていた大橋巨泉さんの「巨泉日記」というのが、定年後の生き方について、いろいろ書いていて参考になること多数。

 まあ大きな事業の成功者と私のような庶民とはまったく生活レベルは違いますが、老いは平等です。本の内容は、彼の目の病気や日本の政治、経済、海外との比較、人間同士のつきあいかた、スポーツ関連みたいなことが中心になっています。

 個人的には共感できるところも多く、定年後の生き方をどうしようと考えている人は参考になると思います。アマゾンでは中古のこの文庫本が1円で売られています。(送料は必要です)

 ちなみに健康で長生きするためには、やはりストレスを貯めないことが一番のようです。あとは持病を如何にコントロールするかと言うことでしょうか?

  というわけで、今はバンコク時間午後2時。これからちょっと昼寝をして、夜の飲み歩きに備えたたいと思います。


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