「会話」を求めてウロウロ

「ゆるさ」を忘れた日本人?(2014.12.23)

 バンコク三日目です。今回の8泊ぐらいの中期旅行になると、朝から観光でガシガシ動きまわると言うことは滅多にありません。海外に滞在しているという雰囲気を楽しむようになっています。

 今はホテルの窓際にあるテーブルで、外の景色(バンコクなのでビルと空しか見えませんが)を見ながら、これを書いています。家で書くのと内容がほとんど変わりませんが、環境が変われば気持ちが変わり、発想も変化するように思います。

 特に海外にいると、日本でいつも読んでいる朝刊から切り離されてしまうので、ネットのニュースとテレビのNHKやBBCのニュースだけが情報源となります。その分、本当に重要なニュースだけが聞こえてくるような気もします。

 昨日はいつも行くいく市街の伊勢丹にある紀伊國屋書店で書籍をチェック。何も買わずに、周辺に置いてあるフリーペーパーをもらってきました。

 その後別のショッピングモールで昼食。さらに一旦ホテルに戻って昼寝。起きてからホテルの近くのショッピングモールでコーヒーブレーク。ともかくどこに行ってもショッピングモールとレストランが溢れている街です。

 夕食はとんこつラーメン。バンコクではラーメンが過当競争になっているような気がします。おいしかったのですが、価格が庶民価格ではなかったです。量も少なめ。

 その後はひたすら飲み歩いて、1日歩き回ってなんと17000歩。新記録です。もう少し焦点を絞って歩き回らないと体が参ってしまうなと、今日は少し抑えようと思っています。

 こちらに来る前にバンコクのタクシーの値上げが発表されていました。わずかな額ですが、運転手さんにとっては朗報だとおもいます。

 ところが昨日も2回ほど利用しましたが、旧料金と新料金が混在しているようです。日本では考えられないことですが、バンコクではこれが当たり前。そのことになんの不思議さも感じない「ゆるさ」というものを日本人は忘れているのかもしれません。

 何でもかんでもきっちりしていないと気がすまないという厳しさを時折感じます。だからこそバンコクの街歩きで、交差点の赤信号を無視して平気で横断することに快感を覚えるのだと思います。

 話し変わって、飲み歩きの最中、某オープンバーで「若い」と思った可愛らしい女の子と片言の英語でおしゃべり。話を聞いてみると予想とはかなり違う40歳近い年齢らしくびっくり。10歳の子供がいると言っていました。

 私の眼力もどうやら老化の一途を辿っているようですが、夜の暗い明かりと化粧で20〜40歳ぐらいまでの年齢の区別がほとんど出来ません。

 それでも割と気さくで話をしていても楽しめる子で1時間ほどポツリポツリと話をしていました。何しにバンコクに行くの?なんてことを家族や仕事の同僚からよく聞かれて、私は面倒なので「飲み歩き」と答えていますが、本心はこういった会話を楽しみたいと思っているようです。

 もちろん日本でもスナックなんかに行けば良いのかもしれませんが、1回行けば数千円?バンコクに来るまでの旅費はもちろん必要ですが、彼女との会話代?はチップ等も含めて日本円で500〜1000円ぐらい。

 異国の可愛らしい女性と話が出来る、というだけでも魅力的に思えてしまいます。


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