安いものにはリスクがある

ホテル予約のリスクを経験(2015.2.5)

 今回はバンコク行き前日に、初日のホテルが決まるという離れ業?で旅行が実現。旅行中のホテルは二箇所。当初は二箇所ともいつも利用している旅行代理店に依頼したのですが、ともかく反応が悪い。

 宿泊価格が他の旅行代理店よりも少し安いので、これまでも何回も使っているのですが、ここ1年ぐらい急にメールの返事が遅かったり、来なかったりするようになりました。

 結局旅行初日のホテルは、当初依頼した旅行代理店ではない別の代理店でギリギリ決定しました。旅行代理店の選択を誤ると、ハラハラドキドキもんだなということが、改めてよく分かりました。

 最初の代理店ですが、低価格路線を維持したため、お客さんが想像以上に増え、それを維持できるだけの日本人スタッフがいないというところに原因があるような気がします。

 結局「宿泊価格が安い」というのは、本来の価格への上乗せ価格(会社の利益)を抑えているからであり、それは人件費等にしわ寄せが行くという構図かなと思われます。

 そのことを理解した上で、余裕を持って予約を依頼すればいいのですが、今回は切羽詰った予約なのに、相手からメールの返事がなかなか来ませんでした。

 結局日本の支店に電話連絡して、現地に催促を行ってもらいましたが、実際に行ってみたら、後半のホテルはオーバーブッキングということで予約したホテルとは違ったホテルになり、ますます代理店への信頼がなくなりました。

 代理店側も別のホテル確保に必死だったと思われますが、単に宿泊価格が本来予約したホテルよりわずかに高いというだけで、一人旅には不要な広い部屋となり、本来重視していた立地とホテルの新しさが失われ、同じ料金なのに損したというイメージが残りました。

 発端は私自身の緊急旅行ということですからしょうがない部分もあるのですが、後からお願いした代理店の反応が良かっただけに、不手際が目立ちます。

 結局何でもそうですが、安いものには、その裏で何かが削られているというリスクがあるということだと思われます。

 そのリスクを受け入れて購入すればいいのですが、たいていの場合、価格の安さにつられて購入してしまうので、後で「失敗した」という感想を抱く機会も増えるのだと思います。

 これは日常的な食品や衣料品、雑貨、さらには投資商品や今回同様の旅行にも言えることで、安いものにはリスクがあり、そのリスクを受け入れる覚悟がないと、実際にそういったリスクが生じたとき大きな後悔を強いられるということになりそうです。


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