日本人全体の知的レベルとマナー

日本人観光客が歓迎される理由(2016.5.10)

 昨晩帰国しました。バンコクでは猛暑とエアコンの寒さによる温度差で軽い風邪をひいている人も多いようで、くしゃみや咳が結構聞こえました。私も5日目ぐらいから軽い喉の痛みを感じ、変な病気じゃないだろうとちょっと焦りました。

 当初は夜の飲み歩きで、たばこの煙に喉をやられたのではと思っていましたが、どうやらやはり軽い風邪だったみたいです。成田空港に到着して、もし熱が高かったら、併設されている病院で診断を受けないといけないなと本気で思っていました。

 幸いに昨晩はかなり良く寝て、今日はちょっと咳が残っている程度です。先ずは順調な回復です。

 前回の記事で、ホテルで部屋がグレードアップされる条件みたいなことを書きましたが、今日のネットのニュースでは「世界で日本人観光客が好かれる五つの理由」という記事が出ていました。

 内容はやはり私が日ごろから、「そうだろうな」と思えるようなことばかりですが、やっぱり同じようなことを感じている人は多いんだろうなとも思いました。

 ちなみにその五つとは

・ 礼儀正しい、マナーを守る
・ 理不尽なクレームが少ない
・ 静か
・ ホテルの部屋をきれいに使う
・ ポイ捨てをしない

だそうですが、こんなことは当たり前のことのように思えます。しかしではそういった挙動を、いつ、どのような形で学んでいるのか?手前味噌ですが、やはり小中学校の教育の成果は大きいのだろうなと感じます。

 いずれも学校ではとか、教室ではとか、クラブ活動では、という語句を上の五つの条件の頭に付けてあげれば、それが日常的に行われていることだと思われます。

 その意味では、日本の学校は素晴らしくよく機能しているわけで、先生方の努力のたまものです。

 逆に言えば、こういった当たり前の教育やしつけを受けていない人であっても、勇気と金さえあれば世界各地を旅行できる時代になったということです。

 そうやって考えると、日本人全体の知的レベルは、海外勢に比べて、今はかなり高いんだろうなと思われます。さらにそれにマナーが加わりますので、旅行客としても歓迎される事になります。

 しかし今後どうなるか?東南アジアの国々の教育レベルは年々上昇し、さらに学ぶ意欲は最近の日本の若者に比べると段違いに強いように思われます。

 今は何かにつけ、某国の旅行客はマナーがなっていないというニュースもありますが、その差は今後10年ぐらいで一気に縮まるか、若しくは追い抜かれるのではという気がします。


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