どんな生活になるのか?

3月から制約のない本格的年金生活に突入(2016.1.13)

 今日は私にとっての仕事始めです。非常勤講師なので、授業のある日のみ出勤すればよいというお気楽な身分です。ただしその分収入もわずかです。

 また3学期は3月に入ると定期考査や卒業式、入試業務と様々な業務があるので、実質的に授業は2月いっぱいです。ということは私の出勤も2月いっぱいで終了ということです。

 4月からは、この非常勤講師の仕事も退くつもりなので、基本的に3月ぐらいから本格的な年金生活となります。早期退職後ちょうど6年が経過し、この6年は本格的年金生活に入るための準備期間だと考えていましたが、いよいよその最後が近づいたということです。

 では実際にすべての制約がなくなった3月から、生活はどう変わるのか。これについては、まだイメージがわかないのですが、昨年の12月以降、今日まではやはり休みでしたから、ここ一か月と似たような生活になるのかなと思っています。

 ただ1週間のうち数日ですが、仕事のために朝早く起きなくてはいけないという制約がなくなるので、徐々にぐうたらな生活になるのではという危惧は若干あります。

 幸いに息子がまだ大学生で同居しているので、朝食や夕食を一緒に摂ったほうが良いと思え、その意味ではまだ少し生活サイクルは維持できそうです。

 しかし息子の就職が決まり、親元を離れるということになると、いよいよ私一人だけの勝手気ままな生活になってしまいます。いつ寝ても良い。いつ起きても良いということになるわけですが、それでも日々の生活規律を保っていけるのか、ちょっと心配です。

 と思って、ネットで「一人暮らし年金生活者の生活実態」という語句を使って調べてみると、出てくるのはお金の話ばっかり。貯金がどんどん目減りしているとか、一か月に生活費が何十万も必要とか、下流老人になる可能性という暗い話が多いです。

 それだけ年金だけでは暮らせないという人が多いのだと思うのですが、一方でそういう実態が将来生じることが分かっているのに、ほとんど貯金できず浪費してしまったという記述もあり、それならしょうがないだろうとも思えてしまいます。

 ただそうはいっても現実に金がなくなってしまい、どうにもならない状況に陥っている人も多数いることも間違いないようです。このあたりは国や行政サイドが、これからは年金だけでは生活できない可能性が強いということを、もっとアピールする必要があったのかもしれません。

 とはいうものの、それを強く打ち出すと今度はみんなが貯蓄に走り、経済活動が停滞するという恐れもあります。今の日本経済は、一人一人にどんどん浪費してもらわないと立ち行かないという実態がありそうです。

 結局自分の生活実態をしっかり把握し、収入と支出をうまくコントロールしつつ、将来を見据えて生活を見直す作業を続けている人だけが余裕のある老後を迎えることができるのかもしれません

 話の筋がずれてしまいました。「みんなの介護」というページに、65歳以上の方の生活についてのアンケートが出ていました。少しだけ参考になりました。


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