株式相場は休みのはずなのに

2018.1.8

 今日はなぜか早朝6時に目が覚め、二度寝を試みたのですが、あれこれ考えているうちに日の出を迎え、しょうがないので「寒いなあ」と思いながら起床。いつものようにファンヒーターを点火しストレッチ。

 朝食は昨晩作った鶏胸肉のフライの余りをメインにして、目玉焼き。鶏シリーズになってしまいましたが、卵の賞味期限が近づいていたのでしょうがないです。

 独り者の食事は、何を買っても、作ってもともかく少しずつ翌日以降に残ってしまうので、すべてを使い切るためには冷蔵庫内の食材の賞味期限を常に把握しておかないといけないようです。

 また最近のスーパーでは、少量野菜というのが販売されるようになり、割高だなと思いつつやはり重宝しています。世の中にそれだけ一人暮らしの人が増えているのだと思います。

 本屋さんに行けば、「おひとりさまの何とか」というタイトルが付いた雑誌や書籍も良く見かけるようになり、需要があるんだなと感じています。

 朝食後いつものようにリンゴを1個食べ、ゴミ出し、洗濯等の雑用を済ませた後、パソコン前に座り先ずは旅行ブログの更新。合間にいつものように株式をチェックし、今日はなんか値動きが悪いなあと感じつつ、いったんログオフ。

 しばらくして、また楽天証券にアクセスして値動きを見ると、先ほどと変わっていません。「こりゃ変だぞ。最近アップデートが頻繁にあったので、パソコンが早くも不調か」とがっくりして、再起動なんかを試していましたが、やはり値動きがほとんどありません。

 こりゃ楽天証券のサーバーがおかしいのではと思い、同じ画面をしばらく眺めていてふと気がついのですが、なんとも馬鹿馬鹿しい話で今日は祝日で相場は休みでした。

 世間は成人の日を含めて三連休だったわけですが、私は起床から朝食、ブログの更新といつもと全く同じ生活をしていたので、当然株式市場も開かれているもんだと錯覚していました。

 ここのところ相場が上昇気味で、年末年始にかけて、大判の会社四季報を最初から眺めて、「これからはこの銘柄で頑張ろう」と調べていたリストが完成していたので、今日はその中の「どれかを買うぞ」と意気込んでいたせいかもしれません。

 一方経済関連のサイトを見ると、今は経済環境も調子が良く、上昇の妨げになるような事項もそれほど見当たらないので、年末までに日経平均は25000円を突破し、場合によっては3万円と強気のモードになっている人が増えていますね。

 バブルの頃もそうでしたが、じわりじわりと上げていくと、ある水準に達すると、「この調子ならさらに上がる」と主張する人が必ず出てきます。

 そういった強気で相場解説をする人の割合が徐々に増え、「よしこれなら上がることは間違いない」とほとんどの人が思う頃、ちょっとしたきっかけで大きな下落相場が始まるのが過去の例です。

 というわけで、今の雰囲気はちょっと過熱気味なので、ここらで少し慎重にふるまい、現金の比率を高めておいた方が良いのではという気がしてきました。

 従って、明日以降は利益の出ている銘柄の利益をきちんと確定して、予想外の突然の下落に備えようかなと思うようになってきました。その意味では、今日たまたま偶然の勘違いで新しい銘柄を買えなかったことも良かったのかなと思っています。

 少しばかり運命論めいた一種の信仰みたいなものもあるのですが、たまたま自分が予定していた出来事が偶然できなかったとき、普通の人は「予想外でがっくりだ」と思うのかもしれませんが、私はこれはきっと何かの暗示に違いないと思うことが良くあります。


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