早期退職後,、電気代の節約についても考えていました。実家の母親の家に較べると当時の我が家の電気代はかなり高く思えたので、これはかなり無断な電気を使っているなと感じていました。
そもそも電気料金は(契約電流による基本料金+利用料に応じた料金+燃料費調整額+消費税)という計算で求まります。
で契約電流に応じた基本料金とは、どこの家にもあるブレーカーの横にがっちりしたスイッチが付いているので、、そのスイッチの部分をよく見ます。すると○○Aと書かれています。これが契約電流となります。
我が家の場合は建築時に40Aで契約していました。この基本料金の値は、関東の場合東京電力のホームページに書いてありますが、以下の通りです。
契約電流(A) | 基本料金(円) |
10 | 273 |
15 | 409 |
20 | 546 |
30 | 819 |
40 | 1092 |
50 | 1365 |
60 | 1638 |
この契約電流は、東電に申し出れば比較的簡単に変更できます。私は節約を意識したので、40(A)から30(A)に変更したいと電話をいれたところ、すぐに応じてくれました。工事も10分ほどで、工事とも言えないぐらいです。
で、この変更によって節約できた料金は、月に1092−819=273円というささやかなものです。
では利用料に応じた料金はどのように計算するのか。同じく東京電力のページを見ると、1(KWh)(キロワット時と読みます)あたりの料金の表が出ています。
条件 | 料金(円) |
最初の120kwhまで | 17.87 |
120kwhをこえ300kwhまで | 22.86円 |
300kwhをこえると | 24.13円 |
従ってここまでの計算は、例えば30(A)で月に100(kwh)電気を利用していると
819+17.87×100=2606円となります。
40(A)で月に200(kwh)なら
1092+22.86×120+24.13×(200−120)=5765円
燃料調整額については現在1(kwh)あたり0.3円ぐらいですから、100(kwh)で30円、200(kwh)で60円ぐらいの加算になるようです。ただこの額はしょっちゅう変更されているので、領収書の値で見るのが確実です。
以上から電気料金の節約は、要するに使用電力を如何に減らすかという事に尽きることが分かります。