我が家の場合、最大割引率は6.9%

電力小売り自由化で具体的プランを見ると(2016.1.20)

 マスコミに電力自由化の話題が多くなっています。私も、電気は極力節約しようと努力していますが、どうしても日々使わざるを得ない電気もあります。

 だとすれば、少しでも安い電気料金にしたほうが良いだろうなと思うわけですが、そもそも電気の小売り自由化のきっかけは東日本大震災だったと記憶しています。

 特定の電力会社が、独占的に電力の生産から送電、販売まで担い、電気料金も法的に支えられて、電力会社の社員さんの給料は、一般企業に比べても高すぎる、というような不満が出ていたと思います。

 だとすれば、本来なら生産や送電についても消費者が選べる体制にすべきではないのかという気もしますが、現状では設備投資の関係もあるのか、小売り事業だけが自由化されたのかなと思っています。

 しかし私は東日本大震災後に福島原発が事故を起こし、周辺の人が転居を余儀なくされたのに、その方たちへの補償が十分でないという報道を見て、日本の原発はやはりできるだけ利用すべきではないと思うようになっています。

 そう考えると、できれば今は原発からの電力は含まれていないようですが、今でも柏崎原発の再稼働をもくろんでいるように見える東電の電気は使いたくないなと思ってしまいます。

 ただ現状では小売りしか選択できないようで、電気の元は選べないというのが残念です。それでも一企業独裁という形が少しでも崩れ、競争原理が働くならと思い、比較サイトを見ています。

 というわけで早速そういったサイトを検索すると、第一候補は「エネチェンジ」というサイトでした。トップページの指示に従って、郵便番号や使用電力を入力して結果を見ると、我が家の第一位は東急パワーサプライという会社で、年間5500円の節約だそうです。

 我が家の場合家計簿を見ると、年間の電気料金は約8万円です。これで5500円の節約ですから、割引率は約6.9%。額は小さいけど率は意外に大きいなと感じました。

 次に割引率が大きかったのが、なんと旅行会社のHIS.3032円だそうです。この他、数日前にAUが新しいプランを発表しています。

 今は金額のみを見ていますが、もう少しすると各社の特徴や優遇プラン?もはっきりしてきそうです。その段階で基本的に乗り換えようと思っています。

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