弁当のおかず(卵焼き編)

 卵焼きはどのように作るのか?これについての知識はまったくありませんでした。息子に「お母さんはどうやって作っていた?」と聞いても「知らない」と言います。

 しょうがないのでレシピみたいなものをネットで探すと、溶き卵にダシ醤油と砂糖で味を付けると書いてあります。「なるほどそうか、あの卵焼き独特の味はダシ醤油が決め手だったんだ」と分かりました。

 しかし当初は量がよく分かりませんでした。卵1個に対してどのくらい入れればいいのか。最近の経験では、ダシ醤油は大さじ一杯ぐらい?(ここのところは目分量で適当にチョロチョロ入れているので正確な量は不明)これに砂糖を小さじで2杯。

 我が家の砂糖はキビ砂糖です。精製白砂糖は、どうも体への影響が大きいように感じられて避けています。(私がアトピー性皮膚炎なので、気にしています)

 これらを混ぜて、サラダ油を強いたフライパンに流し込みます。シャケを焼いているときは、この時に切り身をひっくり返します。ソーセージを焼くときは、この間にソーセージに切れ目を入れます。

 しばらくすると卵の周辺部が固まってくるので、端っこの方から少しずつ巻いていきます。砂糖が多かったり、かき混ぜ方が悪いとここで卵が切れたりします。

 うまく巻けると気持ちが良いですね。ちょっと巻いて、全体をずらしフライパンに空間を作り、そこにまだ固まっていない卵を流し、さらに巻いていきます。

 巻き終わったら火を止め、そのまま1分ほど余熱で焼いています。後は切るだけです。

 最初の頃はうまく巻けなかったり、途中で切れたり、ちょっと目を離したときにこげついたりと、まあいろいろな経験をしましたが、最近は流れ作業になっています。

 余ったときに自分でも味見をしていますが、まあまあの味です。結構ダシの味も影響が大きいようです。我が家のダシは金笛の「春夏秋冬」という、ちょっと高級なものを使っています。

 これは生前の妻から「ダシはこれを使いなさい」と指示されたもので、最近本社が我が家のすぐ近くにあることを知りました。一度工場直営店まで行ってみようと思っています。

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