「孤食」の弊害は意外に大きいかも

孤食の弊害をなくすために、高齢者用宅配弁当の導入?(2015.8.23)

 急に暑くなったり、極端に蒸していたり、日差しが強いなと思った翌日には土砂降りの雨といったように、どうも天気が落ち着きません。幸いにも体調は良好なので助かっていますが、10年後の気象と体調を考えると、天候のせいか、ちょっと憂鬱です。

 日本の北と南を挟むように台風が北上し、私はバンコク旅行をキャンセルせざるを得ず、いささか旅行に行けなかったストレスがたまっています。せめて国内旅行でもと考えたのですが、台風の影響を考えると、行った先で好きな釣りも出来ないだろうと思え、恨みがましく空を見上げています。

 幸か不幸か、一時期よりは気温が少し下がったので、ハワイに行っていたとき勝手に生い茂っていた家庭菜園の除草がようやく終了。
ここのところ少しずつ秋撒きの種を植えたりしています。

 そんな中、息子は大学関係の部活や就職懇談会?みたいなものがあるということで、ここ二日ばかり私は夜一人で食事となりました。いわゆる「弧食」と呼ばれている状態ですが、息子が独立するとこういった状態が続くのだろうなと思えます。

 ネットで「孤食」という文字を検索すると、様々な弊害が指摘されていますが、私自身感じたこともいくつかあるのでまとめておこうと思います。

・ スーパーの惣菜コーナーは孤食には便利だけど、量が多すぎる
・ 必然的に、ご飯とスーパーの惣菜のみという献立になり、食事が揚げ物に偏りがちになる
・ 自分一人だけのために料理をするのが面倒に感じられることがある
・ 一人分と思って作っても、スーパーの惣菜同様、やはり量が多くなる
・ どうせ一人なんだからと、節約意識が強く働き、麺類で済ませようという傾向がうかがえる
・ 当たり前ですが、食事中ほとんどしゃべらない。せいぜいが独り言
・ 食事中は私の場合、テレビはニュース以外あまり見ないので、読書またはネットの閲覧が多い
・ 自分の好きなものだけを選ぶことになり、メニューが偏る
・ 食事を楽しむというより、単に腹を膨らませるという作業になりがち
・ アルコールを飲む場合、飲みすぎることがある
・ 食事の時間がマイペースになり、正しい時間帯に三食食べる習慣が失われる可能性がある

とまあ、今適当に思いついたことを箇条書きにしてみましたが、短期ならいざ知らず、これが5年、10年と続いたら、体への悪影響は大きそうです

 以前独り者と夫婦では、平均寿命が夫婦の方が長くなるという統計的な数字を見かけたことがありますが、その原因のひとつにこういった食生活も含まれるのかなと感じました。

 その意味では、節約ばかりを意識してすべてを自分でやろうとするのではなく、やはり旅行に出かけて外食を楽しんだり、そうでない場合は自宅で栄養バランスの良い宅配弁当を頼んだりするのも良いのかもとちょっと思うようになりました。

 というわけで、明日は宅配弁当について、もう少し調べてみようと思います。 
   
表紙に戻る 食事 高齢者向け宅配弁当の現状