災い転じて福をなす

2017.3.15

 今日は午前中に旅行関連ブログの更新。お昼を食べて、午後からリハビリ病院に行き、筋トレと柔軟体操。帰りがけにスーパーによって買い物。帰って夕食の準備。

 食事を終えてファイナンシャルプランナー3級の問題集をちょっと勉強。今日は株式投資や投資信託の範囲の勉強でしたが、自分で投資をしている経験があるので、この部分の問題の正解率は高いような気がします。

 そうこうするうちに8時になったので風呂の準備をして、とりあえず一段落。というわけでようやくこのブログの更新時間となりました。ともかくフルタイムで勤務していたころよりももっと速いスピードで1日1日が過ぎていきます。

 それでも水戸や大洗までふらっと行って来れるわけですからら、まあ精神的には気楽な毎日です。先ほども息子が注文したネット関連の宅配がありましたが、配達してくれた人は寒い中夜遅くまで実に大変そうです。

 宅配便の不在通知の紙には、再配達の指定時間として夜10時ぐらいまでの欄があるので、それを指定されたらたまったもんじゃないだろうなと思えます。

 それはそれとして水戸への1泊旅行で、近場だったにせよやはり旅行は疲れるもんだなという感想を強く持ちました。車で2時間ほど走って、現地であちこち見て歩くというだけの旅行ですが、夕方ホテルに到着し駐車場からフロントまで歩いたとき、強い疲労を感じました。

 以前もこういった近場の旅行には、体調について全く意識しないで行っていましたが、今回は特に意識していなかったのに「いや、これはとんでもなく疲れるな」と感じました。

 具体的には足取りが重く、歩くのがだるい。退院後から今も若干感じているふらつきを強く感じ、数段の階段であっても上り下り時に足元が左右にぶれる感覚がありました。

 また夜9時を過ぎると、瞼が重くなってきて、「こりゃ早めに寝た方が良いな」と感じました。私は「退院して元気になったらハワイに行くぞ」と思っていたのですが、さすがにこの疲労感では海外旅行は厳しいなと感じました。

 振り返ってみると8月の終りに手術をしたわけで、その後一か月は最低限の日常生活が送れるようなリハビリをして、さらにリハビリ病院に転院し一か月半普段の生活をしても耐えられるような体力作りに励み11月中旬に退院。

 その後は自宅療養となりましたが、運動不足を感じ、同じリハビリ病院で週2回柔軟や筋トレを行ってきました。そういった経過を経て旅行ぐらい行けるだろうと高をくくっていたのですが、行ってみて日常生活以上に負担が大きくなる旅行、特に海外旅行は相当体力的に厳しいなという思いを強くしました。

 冷静に考えてみれば、生きるか死ぬかという病気で、医者も大変だったと感想を述べた手術からまだ半年です。少なくとも1年ぐらいは経過を観察しながら体力増強に努めるべきではという気がしてきました。

 本当は5月にハワイに行こうと計画していたわけですが、現状では行くことは出来ても現地で今まで同様自由に動き回って、旅行そのものを楽しむことができそうもないということです。

 というわけで、5月のハワイ旅行は中止という方向に今は気持ちが傾いています。これから暖かくなりますので、それに合わせてこれまでず〜っと行ってきた家の近くの河川敷をウォーキングして、8000歩とか1万歩歩いても大丈夫と思えるような体力をつけないといけないなと思っています。

 まあハワイに行けないのは悔しいですが、現状の体力が厳しいということが良く分かったという意味では、有意義な水戸大洗1泊旅行だったと思っています。

 物事は良い方向に解釈しないと、どんどん思考が内向きやマイナス向きになったりします。災い転じて福をなすという言葉を私は好きなのですが、何かあったとき、それを糧にしてより良い方向に解決を図るというのが面白いと思っています。

 今回は自分の体力不足を客観的に把握できたことが良かったと思っています。体力をもっと回復しないと海外旅行を楽しめないと確信できたことも大きいです。

 ただ問題は、加齢に伴う一般的な体力低下ですね。結局最後は年齢的な体力低下と、それを何とかするというリハビリやウォーキング等の努力、そのせめぎあいだなと思います。

 今のところまだ気力が勝っていますが、やがて「年には勝てん。もう海外旅行はあきらめよう」と思う時がいずれ来ると思います。それまでは何とか少しでも努力しないといけないなと強く感じています。


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