教育費、家のリフォーム費は頭の痛い問題(2013.3.26)
早期退職後の3年間は、基本的に節約生活を貫いて、ハワイ旅行以外には極力大きな額の出費を抑えるよう努力してきました。
数万円の液晶テレビを購入するのに、購入時期をずらして、さらにバーゲンを待ち、結局ほんの数千円ですが安く買えたと喜びながら生活してきました。
テレビのアンテナも自作し、ここでも数万円節約。痛かったのは風呂の給湯設備の老朽化による破損。この出費は大きかったです。
しかし3年間こういった意識で生活してきた結果、節約ということを意識しなくても普段の生活にはそれほどお金がかからなくなってきたなと感じています。
ところがここに来て急に大金の出費がいろいろと予想される事態になってきました。最初は今年の初めの車の買い換えの検討。タイヤの溝がすり減り、交換時期です。車検は今年の夏まで。走行距離は12万kmを越しています。
普通なら買い換え時期をとっくに過ぎているだろうと思い、実際に車屋さんを何軒も見て回り、買い換えを検討しました。
するとだいたい私が良いなあと思う中古車は70万円前後で買えることが分かりましたが、諸費用を入れれば総額は90万ぐらいかなと思え、結局購入断念。
タイヤの交換とブレーキパッドもついでに交換。これで5万円の出費となり、夏には車検が控えていますが、少なくとも100万円近い出費は当面回避しました。
次が息子の大学進学関係費用。早期退職時から学費は必要になることが分かっていましたので、学費用の貯金は確保してあるものの、受験費用、入学金、学費、さらにその他の教科書代等の雑費を含めると、私立の理系なのでこの間に約150万近くが消えました。
ただしこれは前期分ですから、後期にはまた70万ほどの支払いが待っています。つくづく教育費は大きいなと思っています。3人以上子どもがいたら、普通の家庭では親はひたすら稼ぐだけという現状がよく分かります。
さてこれで一段落と思っていたら、先日書いたように、自宅のリフォームをしないといけないという話になってきました。
消費増税前にやって置いた方がよいだろうという判断もありますが、これについて、昨日この家を建ててもらった工務店に出向き、見積もりをしてもらいました。
本来は複数の工務店に見積もりを依頼し、それを比較検討して決めるのがスジだろうと言うことは分かっていますが、昔からの付き合いなのと、仕事が丁寧、説明も懇切丁寧、すでに30年ぐらい付き合っていて人柄も誠実であることが分かっていますので、今回もそのまま依頼することにしました。
で、この総額が約90万。内容は外壁や屋根の洗浄を行った上に、新たに塗装をするという方法で、塗料も良いものを使った方が持ちがよいだろうということでした。また雨樋等の補修も含まれています。
施工そのものに異論は全くなく、安心して任せておける業者さんですが、次々と出てくる出費はやはり痛いです。
昨日普通に生活して、たまに旅行に行ける程度の収入は確保できたと書きましたが、それ以外のこういった臨時の出費は、早期退職時に計算に入れていたとはいうものの、やはり現実に手持ちの資金が減っていくのを見ると、将来に不安を感じるようになります。
昨日の記事とリフォーム費用を含めて、近々またシミュレーションをやり直さないといけないなと感じています。