老後の必要資産額

2020.10.5

 先日9月末時点での資産総額を計算。と言っても方法は簡単。すべてネットから見ることが出来るので、自分の口座にアクセスし、現在高を表計算ソフトに入力するだけ。

 この作業は毎月初めに行っています。資産総額そのものはたいしたことはないのですが、通常の銀行が三つ、ネット銀行が二つ、積み立て投資信託が五つ、さらに少額の株式投資を行っていますので、集計は結構面倒。

 ただ最近は金融関係で何かと不正アクセスが問題になっていますから、月1回残額を確かめることは不正アクセスがあればすぐに気がつくことになるだろうなと思っています。

 ちなみに、私が私的に使っているメールアドレスは、7〜8ぐらいあるのですが、その中で特定のアドレスに、フィッシング詐欺と思われるメールがしょっちゅう配信されます。

 だいたい私が口座を持っていない銀行名が発信者となっていますので、すぐに判別可能。一応怪しいメールがあると、その文章の一部をコピーしてネットで検索。

 するとほぼ100%詐欺メールであることが確認できます。まあ送信する側は、実に巧妙に作っているなと思いますが、そういったメールを野放しにしているメール配信会社にも不信感を覚えます。

 というわけで、9月分の資産を合計したら、9月は8月末の合計額とほとんど変化なし。9月というのは、年金は支給されない月なので、一か月の家計支出で最低10万円ぐらい、資産が減っている筈。

 ところが減っていない。原因を調べてみると、どうやら積み立て投資信託が頑張っていたみたい。まあこれらの資産額は、時価で計算していますから、突如株価大暴落となれば、手ひどい損失を被るだろうなとも思っているので、総額がある程度の額になったら利益が出ているときに売却というのを繰り返しています。

 問題は今後。いつまで続けるのかという問題。これについては、老後に必要な資産はいくらぐらいか、ということを自分のライフスタイルに合わせて、年齢別に考えておかないといけない。

 早期退職をしたとき(57歳)は、老後の生活のシミュレーションをして、「これなら節約すれば大丈夫」と思って決断。早いものであれからちょうど10年。

 とりあえずは当初の計画よりは、支出総額も少なくて済み、資産の目減りもかなり抑制されています。だからこそその余剰金で積み立て投資信託の積み立てを実行することが出来ているということになります。

 では今後例えば70歳になった時、資産総額がいくらぐらい残っていれば、安心できるか?75歳なら?80歳なら?ということを、そろそろ予測してもいいかなと思っています。

 私の場合は、昔から虚弱体質と呼ばれ、今も様々な持病を抱えていますから、80歳を超えて生きている確率は少ないだろうなと思っていますが、そう思った瞬間、80歳ならたった13年後じゃないかという現実に直面します。

 その間明るく楽しく生きるために必要な資産は現時点でいくらぐらいなのか?逆に言えば、今後80歳になるまでに、支出総額はいくらぐらいになるのかということを考えてもいいのかなと思うようになってきました。





老後の臨時支出


生活設計3


トップページへ