老後の臨時支出

2020.10.6

 昨日からの続きです。現在の(67歳)の時点でいくらぐらい資産が残っていれば、精神的に余裕のある老後を送れるのかが気になっています。

 それを知るためには、今後に生じるであろう、大型支出の予想金額を想定する必要がありそう。またその支出がいつごろ必要になるのかというのも重要なポイント。

 通常の生活をしている限り、現時点で私の場合は、月10万円ぐらいでなんとか生活できそうだなと、家計簿の支出を見て予想しています。(その他、年間で税金等の支出が50万ぐらいあります)

 ではそれ以外の必要支出にはどんなものがあるのか?まずは項目だけを考えてみると、最初に思い浮かぶのが医療費。医療費については、今も年間5万円ぐらいかかっていると思われますが、これは通常の家計費10万円の中に含まれています。

 問題は思ってもみない突然の病気や怪我ですね。この10年間を振り返ってこれに該当するのは、私の場合クモ膜下出血と左右の鼠径部ヘルニアの手術入院費用

 これらの医療で必要だった総額は、多分100万円ぐらい。高額療養費制度を利用できたので、支出の大部分は手術費用と個室指定費用だと思っています。

 しかし10年間で100万円の費用なら、今後の15年間(82歳を想定)なら、せいぜい200万円ぐらい?75歳を越せば、後期高齢者となり、医療費も減額されそう。

 医療費関係で現在良く分からないのが介護費用。80歳前後になって、自分がどの程度介護が必要になっているのかは、現段階では全く見当がつきません。

 私の母親は現在89歳だと思いますが、介護費用は全く生じていません。ただ5年ほど前に転倒して、手足を骨折して手術。その後数か月入院。という経験をしましたが、幸いにも何とか今現在も自立した生活を送っています。

 しかし仮に月1万程度で、それが5年続くとすれば60万円ぐらい?その程度は計算にいれておいてもいいのかなという気がします。

 次が葬儀費用。通常の葬儀を行うと、最低でも200万円ぐらいかかるみたい。個人的には家族葬で十分と思っているので50万ぐらい。ただしこの数字はきちんと調べたわけではありません。

 続いて、楽しく豊かな老後を送るために必要な費用。最初が。今利用している車は来年車検。それを機に買い替えるか、その2年後に買い換え、それが最後の車になりそう。
 
 その費用として想定しているのが200万円ぐらい。新車を買うつもりはなく、中古車でしっかりした車をと考えています。

 さらに旅行費用。今年は海外には行けませんでしたが、早期退職以降、毎年ほぼ100万円ぐらいを、海外旅行で消費しています。ただ最近加齢に伴って、旅行そのものが体力的に厳しいなと感じる機会も増えています。

 ということは、あと5年ぐらい海外旅行を楽しんで、その後は気軽な国内旅行になるかも。そうなると年間で30万円ぐらいあれば十分すぎるくらい。

 ということは海外旅行が5年で500万、国内旅行が5年で150万。10年後には77歳ですから、そこまで考えておけば十分だろうという気もします。

 次が家のリフォーム費用。退職後すでに1回屋根や外壁の塗装を行っていますが、10年後ぐらいにもう1回やる必要がありそう。費用としては100万ぐらい?これも調べたわけではありませんが、前回の費用がそれより少し安かった記憶があります。

 その他、考えておかないといけないのは既存の家電製品の買い替え。我が家は1回買ったら長く使うというのをモットーにしていますが、それでも壊れるものは壊れるし、パソコン等はどんどん時代遅れになる。

 これはスマホ等の機器も同様。これらの費用を年間で仮に10万と考えれば、15年で150万。以上の出費がいつ頃生じるのかということが想定できれば、年金収入との差額を考え、現時点で必要な貯蓄額が計算できそうです。 





現時点で必要な資産額


生活設計3


トップページへ