半信半疑で短期売買?

日経平均が20000円到達(2015.4.12) 

 一時的ですが、遂に日経平均が20000円に到達したということで、テレビや新聞が大きく報道しています。テレビのニュースではこの間の株価上昇で2億円の収入があったなんていう女性を放映していましたが、うらやましい限りです。

 しかしそこまで大きな収入があったということは、元になっている資金もそうという大きな額であり、個人レベルではないのかもしれません。

 またそれこそ四六時中株価ボードを見て売買判断をしているとも思われ、そうなると得た収入を使う暇がないということにもなりそうです。

 もちろんどこかの時点でそれらの収益をすべて現金化し、後は遊んで暮らすという選択肢もありそうですが、株という世界に慣れ親しんでしまうと、株を所有しないということに不安を感じてしまい、結局売買を続けるということになるような気もします。

 かなりの部分私のやっかみも入っていますが、投資元金が100万円という情けない投資家としては、そうとでも思わない限りやっていられません。

 ただ私も昨年5月から、上記の100万円という金額に、さらに外貨投資で得られた20万円をプラスして約1年間売買を行った結果、50万円近い利益が上がったことは確かです。

 昨日は最後のダメ押しで、20000円に到達したというニュースを聞いたので、潮時と思い、昼過ぎにここのところ所有していた三つの銘柄をすべて売却し、現金化しました。この現金化で、昨日だけで数万円資産が増えました。

 一方、金曜日の株価は午後に下がる傾向にあることが多いので、2時50分ごろ、我が家の地元で元気に営業しているドラッグストアの銘柄を購入。これが月曜からどうなるかですが、この銘柄は一生持ち続けても良いと思いつつ、利益が出ると売却して、さらにしばらくしてその後の方向性を確かめて買い戻すということを繰り返しています。

 問題は日本経済というか今後の株価の行方ですが、いつものことですが「まだまだ上がる」と様々な理由をつけて主張する人もいます。 「これはすでにミニバブルだから、今後調整が入る」と、現状の経済を分析して予想する人もいます。

 どちらも正しいような気がしますが、80年代末期のバブルは、そういった疑心暗鬼の論調がやがて、「この勢いならどこまでも上がりそうだ」という論調に変わり、誰もがそう思った頃がピークでした。

 ということは、過去を教訓にすれば、もう少しだけ上がるかもというのが、今の私の立場ですが、ここからは短期で売買を繰り返して、突発的な下落に備えないといけないなとも思っています。


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