日経平均程度の利益を確保

株式投資で資産を増やす(2015.4.12) 

 株式投資を再開してほぼ1年が経過しました。昨年の5月から売買を繰り返しています。幸いなことに、ちょうど金融緩和によって相場が上昇する時期にあたったため、それなりの利益も得られています。

 株の値動きについては、ランダムウォークであるというのが基本的な考え方なのですが、それと同時に、様々な人の思惑や業績と言った数値をを無視して、上がる時はやけに上がり、下がるときは際限がないと思えるほど下がる傾向もあるように見えます。

 所詮世界全体のお金の動きから見ればゼロサムゲームになっているはずですが、そのゲームの中で、自分だけは少し現金としての利益を得たいというのが本音です。

 初めて株を買ったのは20年以上前ですが、これなら儲かると思って手を出して、少し上がって売ればいいのに、もっと上がると欲を出し、その後下落。結局塩漬け。さらに何年かたって諦めて損切りというのを繰り返すことが多かったです。

 ちょうどバブルが崩壊し始めた頃ですから、初心者には難しい相場だったと思っていますが、まあ当時も余裕資金でという気持ちはありましたから、損失額は30〜50万ぐらいだったように記憶しています。

 その後一時期デイトレという言葉が流行り、相場に関心を持つだれもがデイトレに参加し、1日にいくら儲けたとか、デイトレで億の資産と言ったニュース報道もあったような気がします。

 この頃私もデイトレではありませんが、短期間トレードに若干関心を持ち、数年間試してみたことがあります。結果はほぼトントン。時間の消費と努力の割りになかなか利益が出ないことを実感。

 日本全体の経済が低迷している時期ですから、短期間では利益が出ないのは当たり前のような気もします。

 その後、今度は短期の売買よりは長期の積み立てが良いのではと思い、いくつかの投資信託を購入。しかし相場低迷時には手数料ばっかり必要で、要するに銀行や証券会社の手数料稼ぎのための設定だったんだなと納得。

 では手数料稼ぎではない本来の長期投資を目指した投資信託はないかといろいろ調べてたどり着いたのが「さわかみ投信」と「セゾン投信」

 これらを積み立て始めて数年が過ぎた頃妻が病気で他界し、私は早期退職という人生の転換期を迎えましたが、その後しばらくして安倍政権となり、株価が上昇。これに伴い積み立ててきた投資信託の価額も上昇し、これはかなり大きな利益を出して売却。

 今もセゾンは続けていますが、昨年からは自分でもやってみようと思い、投資を再開。ただし再開当時の資金は100万円。今はそれに20万円をプラスして、120万円で運用中。

 そして現在運用資金は170万円ぐらいまで膨らんでいます。もっと余裕資金があればといつも考えていますが、それこそ大地震が起きて相場が一瞬に暴落なんてこともありますから、今のところこれ以上資金をつぎ込む予定はなく、今のお金を少しずつ増やそうと努力しています。

 ちなみに昨年の今の時期は日経平均は14000円で、現在は20000円。単純な上昇率は約43%。私は120万が170万になっているので、約42%の上昇。とりあえず平均程度に収益を得たということになりそうです。


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