投資元本の増額を検討

昨年からの株式投資の推移(2015.11.12) 

 昨年の春に再開した株式投資ですが、余裕資金でやることを固く誓って、最初は100万で開始。その後、それ以前から積み立てていた「さわかみ投信」が安倍政権の金融緩和の影響で基準価額が上昇。

 「こりゃ良いや」と思っていったんすべてを売却して、50万円近い利益を確保。(今売却すれば100万近い利益になっていたと思いますが、当時はさわかみ投信の将来に若干不安を感じていました)

 その利益の一部はいつものように私の旅行費用に消えましたが、その分資産は減らなかったわけですから結果オーライです。またさらにその一部の20万円を楽天証券に振込み、結果的に元本120万円で1年半ほど株式投資を行なっています。

 昨年は割りと快調で、一時期は120万の元本が170万円近くまで増加。「こりゃすごいぞ、もし1200万円で投資していれば1700万円になったかもしれないな」と思いましたが、そんなに高額の余裕資金があるはずもないです。

 それでも、2015年度も同じようにがんばれば200万ぐらいまでいくのでは、なんていう甘い期待を持って春からがんばっていたのですが、8月以降あたりから上海市場の株式が不安定になり、それにつれて日経平均も21000近くから一気に17000まで下落。

 下落率は2割ですが、当然ながら私が大事に抱えていた株式も2〜3割下落。一時は総額140万ぐらいまで下落し(それでも利益は出ているんだ、と自分を慰めていましたが)「こりゃダメだ」と怪しい銘柄はすべて損切り。(もっと早く損きりしないといけないのですが)

 ところが中国も景気減速の懸念が表面化したためか、株式市場の下落を憂えたのか、様々な対策を発表するようになり、10月ぐらいから少しずつ保有銘柄の価格が上昇。

 ここにきて決算期が集中したこともあり、試しに業績の良さそうな銘柄を一つだけ購入したところ、二週間ぐらいで15%ほど上昇。約20万円で買って23万円で売却。(いつもこんな感じの価格の銘柄を扱っています)

 というわけで、現有の株式関連の現金や時価をあわせてようやく170万円代に復帰しました。しかし「やったあ」と思って、調子に乗って今日買った株はいきなり値下がり。やはり気分で売買をしてはダメです。

 今後ですが、来年以降の資産の動きも見えてきて、一応利益も順調に出ているので、もう少し元本を増やそうかなと(200万程度?)思っています。 

 しかしさらに80万円追加するなら、投資信託の方が確実かなという気もしていて、今日は試しに私が取引をしている楽天証券で投信のスクリーニングをしようと思い、今該当ページを見ているのですが、驚いたことに楽天証券が扱っている投資信託は現在2055件と言う膨大な数であることがわかりました。

 ちなみに11/10現在の東証一部の上場企業数は1918社だそうですから、それよりも多いわけで、それだけでもいかに投資信託の選択が難しいかが予想できます。

 というわけで、「さてどうしたもんか」と思いながら、夜のひと時を過ごしています。楽して儲かれば言うことはないわけですが、かつて大手の証券会社の説明会で、「この投信はおすすめです」と言われ購入した投資信託は、その後一度も購入価格を上回ることなく損切りした苦い思い出がありますので、楽して儲けるのも実は大変なんだと言うことだけは分かっています。


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