空白の5年間でいくら必要か60歳以降働かずに65歳まで豊かな生活を送ろうとすると(2012.5.25)早期退職後最低限(といっても普通の生活ですが)の生活をするには、ということを考えて家計簿を作成し、それに基づいて今後の支出を予測し、一方で貯蓄額や年金収入、グーグルアドセンスによる副収入というものを算出し、それらをエクセルに入力して資産残高を計算する表を作りました。 この表を参考にして分かったことは、当たり前ですが65歳の老齢年金支給時ぐらいまでは、毎年資産が少しずつ減っていくと言うことでした。その中でも特に教育費の割合が大きいことは再三にわたってここに書いているとおりです。 しかしながら減りはするものの手持ちの資金が0になることはない、と言うのが分かったので、ある意味多少安心して日々の生活を送っています。 それはそれとして、60歳という通常の年齢で定年退職を迎え、その後5年間何も働かずに、なおかつ最低限の生活ではなく、多少ゆとりのある生活をしようと思ったら、60歳の時点でいくら貯蓄が必要なんだろうか、と考え、簡単に計算してみることにしました。 もちろん個々の家庭の支出状況は千差万別ですから、まあ当たり障りのない範囲で考えてみようと言うことです。モデルは夫婦二人の生活で、住宅ローンは完済、子供は独立という条件です。 先ずは食費ですが、我が家の現状は45000円ぐらいなので、これをパワーアップして80000円ぐらい。外食代は週に1〜2回食べに行くとして、月に6回ぐらい。1回の支出を夫婦ですから8000円とすれば48000円。面倒なのでこれを50000円とします。家での酒代を10000円。 雑貨は様々な電器製品や家庭用品を買い続けるとして20000円。衣料品は流行のものを季節に併せて買うとして仮に20000円(私は滅多に衣料品を買わないので、よく分かりませんが、実際にはもっと多いかもしれません)。 交通費はレジャー等に行く代金も含めて20000円。医療費は夫婦併せて10000円。光熱費は冷房暖房を充分に活用?して25000円。通信費はインターネットやスマホ等すべてを併せて25000円。 まあ適当な数字を勝手に想像して使っていますから実態とは違うかもしれませんが、合計額は老後に金銭的な豊かさを求めたときの目安にはなると思います。 というわけで合計ですが260000円です。意外に少ない気もします。年間なら3120000円。ただしこれ以外にいつも書いているように、税金、保険料、車の維持費が年間で70万ぐらいでしょうか。 さらにレジャー費として月50000円を計上すると(多いように思えますが、海外旅行等にいくことを考えると月100000円ぐらいになるかもしれません)、年間60万円。 よって総額は4420000円。海外旅行に頻繁に行こうと思ったら、この額はさらに大きくなります。これを60歳から65歳まで支出したとすると、その支出総額は22100000円。さすがに大きな額ですが、貯蓄+退職金で何とかなりそうな金額かもしれません。 ただこの計算では65歳時点で貯蓄が0になりますから、その後は年金だけで暮らすことになります。またこの中には家のリフォーム費用や車の買い換え費用が入っていませんから、それらも少し贅沢目に考慮すれば2500万円というのが、目安になるかと思います。 |
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