医療費の心配より健康管理

好きなことをやって医療費を減らす(2015.4.20)

 昨日は午前中ブログを書いて、昼は煮込みうどん。昼食後農協に行って、ピーマン、トマト、キューリの苗を購入。昨日書いたように苗1本が150円から200円しますので、それぞれ5本ほど買うと、結構な先行投資です。

 しかし私が住んでいるこの地域でも高齢者が増えているせいか、苗売り場には人が群がり、中には30本、40本と苗を買っていく人もいます。

 節約と健康維持、美味しい野菜を食べるという一挙三得ぐらいの価値がありますから、土地さえあればやってみようという人が増えているのだと思います。

 ちなみにこういった土地は、人づてで近所の農家の方にお願いする方法と、最近は市等が菜園利用の募集を行うこともあります。こういった募集も市の広報に掲載されますので、ともかく広報は新聞より熟度することが多くなりました。

 買ってきた苗はすぐに畑へ移植。さらに植え替えたばかりの苗は根の張りが弱いので、水を少し多めにかけてあげます。今日は風除けのフードというかビニールの囲いをつけました。午後から荒れ模様という天気予報なのでちょっと焦りました。

 しかしここまで出来てしまえば、後は除草をしながら、実がなるのを待つだけです。というわけで、相変らずの節約生活が続いていますが、一方で5月にバンコクに行くことを決め、さらに8月にはハワイに行くことも決めてしまいましたので、その分の出費は大きいです。

 両者でたぶん50万ぐらい使うことになるのかなと思いますが、一応頭の片隅には「年金暮らしでそんなに浪費?して良いのか」という疑問も少々浮かんでいます。

 年金が減額されそうで、今後収入は徐々に減っていくことが予想され、さらにだれもが心配するのは医療費の増加かなと思っています。

 先日は老後の生活費をいくらぐらい見込めばいいのかということを考えましたが、今実際に高齢者は月々いくらぐらいの医療費を支出しているのかなという疑問が、ふと頭をよぎったので、今ネットで調べています。

 すると厚労省の平成22年度の数値が出てきました。「年齢階級別1人当たり医療費」というもので、このページの最初のグラフを見ると、当たり前ですが50代位から医療費はぐんぐん上昇。これじゃあ家計が破綻すると早合点する人がいるかもしれません。

 実際には医療保険制度がありますから、通常の診療では3割負担で高齢者は1割負担となり、さらに重い病気での長期入院や手術、最先端医療で多額の医療費が生じても、保険診療の範囲なら高額医療費制度が適用できますので、実際に支払う額はそれほど大きくならないようです。

 これについては一番下のグラフを見ると分かりやすいですね。50代から確かに医療費はぐんぐん上昇しますが、患者さんが実際に病院で支払う自己負担分は、50代で年間5万ぐらい。

 その後自己負担額は年齢と共に上昇しますが、たとえ100歳になっても、年10万までいきません。もちろん今後高齢者の増加と社会保障費削減により負担徐々には増えることも予想できますが、毎月5万とか10万と言った支払いが長い年月に渡って生じる可能性は、かなり少ないといえそうです。(ただし私の妻の闘病時には、2年間で100万単位のお金が必要でした)

 ということは、心配すべきは医療費ではなく、老人ホーム等への入所費用なのかもしれません。さらに言えば、そういった場所に入所する必要がないように、50代からウォーキングや家庭菜園、旅行当、健康に良さそうなことをどんどんやることが、逆に医療費削減にも繋がりそうです。
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