ネットを使うのは効果的
しかしその討論内容は?

ネット討論会で若者の関心を惹く?(2012.11.30)

 ネット専業銀行についてアドバイスを頂きました。内容は利用に当たっては、やはりセキュリティの問題が大きいようで、セキュリティを厳しくしたりややこしくしたりすることは出来ますが、その分使い勝手が悪くなるということです。

 またネット上だけの取引なので、自分自身に何かあったとき、その口座のことを知っている人がいればいいのですが、そうでない場合、そのまま忘れられてしまう可能性もあります。

 私自身はネット証券と言うことで「楽天」に口座を持っていますが、これも私に何かあったとき、息子が気がつくかという点を気にかけています。一応資産一覧表と口座等の連絡先を書いた資料を作成し、それを息子に渡してありますが、やはり不安はつきまといます。

 20歳に満たないような子どもが相続人になる場合を考慮すると、この辺りはかなり面倒ですね。

 さて昨日はネット討論会が行われたようで、朝のニュースでやっていました。私は見ませんでしたが、なんと息子が少し見ていたようで、新党大地の鈴木宗男議員の出しゃばりが目立ったと言っていました。

 なぜテレビではなくネットなんだろうと不思議に思っていたのですが、息子が見たことを考えると、若者達に政策をアピールする機会を持ちたかったのかなと思えました。

 またネット上では、視聴者からのコメントも即事反映されていたようで、その意味ではテレビで一方的に討論もどきを垂れ流すよりも、効果があるのかなとも思いました。

 しかし新聞でのコメントでは、やはり自己主張ばかりが目立ち、討論ではなかったと書かれていますから、媒体は変わってもしゃべる側の意識はほとんど変わっていないと言うことですね。

 一方維新の会も公約を発表したみたいですが、内容はどんどん抽象的になっているなという印象を受けました。特に橋本さんの原発に関する姿勢が後退したと思う人は多いのではないでしょうか。

 また石原さんの、記者からの質問に対する返答は、やはり「大人げない」言葉遣いが多く、聞くに堪えないです。あの言い方にリーダーシップを感じる人もいるのかもしれませんが、私には到底理解できません。
 
 一方、私が気にしている少子高齢化社会をどうするかという議論は、やはり余りにもテーマが大きくて目玉政策にならないのでしょうか。社会保障の話は出ますが、日本全体のビジョンは聞こえてきません。

 スローガンだけなら、経済成長、社会保障充実、教育改革等々誰もが簡単に言うことが出来ますが、それをどう実現するのかと言うことがよく分かりません。

 これだけ毎日のように年金や派遣労働と言った、若者に厳しい政策が展開されているわけですから、その意味では若者の投票率が上がると良いなあと思っています。

 なお日本の現在の有権者数は約1億人。前回の投票率は69.28%だそうですが、出来れば75%以上になって欲しいなと思っています。

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