最も自分の考えに近い政党を選ぶには

毎日新聞の「えらぽーと」を試してみました(2012.12.6)

 今日の新聞の未開きページで各政党の公約・マニフェストが一覧になって出ていました。以前はさらっと流し読みしていたものですが、今回は少し時間をかけて読んでみましたが、印象はやっぱり???です。

 一つ一つの項目を見ていけば、これが実現できればなあと思えるものも多いのですが、ではどうやって実現するのか、という点が分からないので、読んでいる内に段々疲れてきます。

 今回の大きな争点の一つに原発問題があります。どの党も基本的には原発を減らす方向だと言うことは分かりましたが、私が一番気にしている使用済み核燃料廃棄物の再処理問題について、その方向性を明言している(実現できるかどうかはともかくとして)触れている党は「未来」「共産」「みんな」「社民」です。

 また福島原発事故のがれきを処分するための中間貯蔵施設について触れている党はなさそうに思えます。

 沖縄問題(オスプレイや地位協定)に触れている政党は中小の政党が多いですね。しかしこの問題は絶対に避けて通れないと思っています。

 経済関係ではデフレ脱却と成長率について書いてある党も多いようですが、その達成のための方策が分からないので、それが良いことなのか悪いことなのか判断できません。

 消費増税は大きな負担で、経済を冷え込ませるとは思いますが、一方である程度の社会保障実現のための財源をどうするのかという展望がないと、単純に増税反対とも言えないような気もします。

 どんな問題でも必ずメリット、デメリットがある上に、そのメリットデメリットが自分自身とどう関係してくるのかということにより、さらに賛否両論がでてくるわけで、結局何となくこの政党の主張が一番近いかな、と思える政党に投票するしかないのかなとも思えます。

 その意味では毎日新聞がウエブ上に公開した「えらぽーと」は面白い試みかもしれません。20問ある小問で、自分の思う答を選択していくと、自分の考えとマッチング率が高い政党がパーセント表示されます。

 面白そうなので早速やってみました。個人情報等は必要ありませんのでかなり気楽に出来ます。

 結果は・・・・まあ普段からこのブログを読んで下さる方は何となく私の考え方に気がついていると思いますが、一番相性が悪かったのは中小政党の中の一つと、今回一番支持率が大きいと噂されている政党でした。支持者の方が読んでいたら申し訳ないです。

 相性が良かったのはやはり中小政党ですね。政党名はプライバシーの問題や選挙運動にとらえられかねないので、ここには書きません。

 しかし普段からよく票を入れている政党は第三位だったのが印象的です。つまり雰囲気と馴れ合いで投票し、政権公約とあまりマッチしていなかったにも拘わらず投票していた可能性もあるということです。

 さらにこの結果は、自分の選挙区の候補者にも適用出来るみたいです。これも早速やってみると、こちらはそれほど差がつきませんでした。ただ目安にはなりますね。

 さらにさらに比例単独候補の選択にも使えそうです。自分の傾向が段々分かってきました。

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