投票率が少ない理由は?

衆議院議員選挙投票日(2012.12.16)

 朝から良い天気で、気持ちはすっきり。投票日なので、これを書いたら昼を食べて、その後買い物ついでに投票してこようと思っていますが、結局12政党はそのままで、なんだか訳の分からないまま投票日を迎えてしまったなと言う感じです。

 市議会議員選挙等では、我が家の家の前の道が投票所である公民館に直結している道なので、朝から人通りも多く、車の交通量も増えるのですが、今日はなんとなく選挙に出かける人が少ないように思います。

 期日前投票の投票率も下がったというニュースをやっていましたが、どうやら盛り上がっているのは候補者だけという情けない結果になるのかもしれないな、と通りを見ながら思っています。

 原因は何か?やはり投票する意欲が湧かないということでしょうか。試しに投票に行かない理由をいろいろ順不同で思いつくままに並べてみました。

@ 多党乱立で判断できない。
A 候補が自分とは違う世界で勝手に騒いでいる。
B 民主党に呆れてしまった。
C 自民党では昔に戻るだけ
D 中小政党では、実質的に政権運営が担えない
E 今更投票しても何も変わらない
F 他の誰かが投票するから、自分の1票では、結果がほとんど左右されない
G 選挙制度そのものが違憲状態のままだ
H 庶民が臨むことをしてくれそうな政党はない
I 天気が良いので遊びに行く
J 不況だ不況だと言っているが、今の生活で満足している
K 政治は誰かが勝手にやっていることで、自分とは関係ない

 書こうと思うといろいろ出てきますね。ただ根底に流れているのは、「所詮自分の生活には関係ない」という政治不信でしょうか。

 例えば、自分の1票で消費増税するかどうかが決まる、と言うような状況になり、それを日本国民すべてが注視するような状況になったら、これは必死に考えると思います。

 そう考えると、いくら投票しても、その投票の意志がほとんど反映されていないように思える、今の選挙制度自体に問題があるのかもしれません。

 特に、投票して、ようやく自分の意志を中央に伝えてくれる人が選ばれたと思っていたら、いつの間にか公約と違うことを言いだしたり、この政党のこの人だからと思って投票したのに、いつの間にか違う政党に所属して、前の政党を批判するなんてことを平気でやっていますから、なんだか「信用できない連中ばっかりだ」とどうしても思えてしまいます。

 ちなみに有権者があきれ果て、みんながそっぽを向いて投票しない場合でも、誰かが投票に行けば、選挙としては成立するみたいです。

 また衆議院の小選挙区では、有効投票数の6分の1以上得票しないと、選挙やり直しになります。候補者が乱立した場合に起きそうな現象です。 

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