ハワイの賃貸料
ハワイの賃貸料金ですが、ワイキキのホテルに宿泊すれば、安くても1泊6000円ぐらい。二ヶ月なら60日になるので36万という途方もない値段になります。
しかしいわゆる賃貸マンション(コンドミニアムといいますが)の場合は、マンスリーレートというのがあって、月額の家賃で支払うことが出来ます。
日本人が知っている、またはよく利用しているこれらの物件のほとんどはワイキキとその周辺にあります。当然中心部は一ヶ月料金も高くなりますが、それでも一人で生活できるステューディオタイプの部屋なら必死に探せば一ヶ月10数万です。
さらに中心部から100mほど離れた北側の運河沿いや西側では、月の賃貸料が10万円を切る物件もあります。これらはネットを使い「バケーションレンタル ハワイ」というような語句で調べれば、日本にいながら調べることが出来ます。
そうすると、前ページからの話しの続きになりますが、日本での二ヶ月の生活費が24万、ハワイでの生活費が20万、航空代金が15万と考え、宿泊費を多めに見積もって15万と考えれば、20+15+15−24=26万の余裕資金があれば、ハワイでの長期滞在が実現できます。
年に二ヶ月ハワイで長期滞在は魅力的です。そのために残りの10ヶ月で20万を捻出すると考えれば、月2万。概算ですが、ただただの〜んびりするための長期滞在なら実現できそうです。
ハワイ以外の候補地
大まかに言って、海外移住の候補地というのはだいたい決まっているようで、私の知っている範囲では、アジアでは「タイ」「マレーシア」「フィリピン」「インドネシア」、オセアニアでは「オーストラリア」と「ニュージーランド」、ヨーロッパでは「スペイン」そして「アメリカ」「カナダ」「ハワイ」といったところかなと思っています。
もちろん最近は日本国内でも「田舎暮らし」というような雑誌も出ていて、沖縄や北海道あたりを候補地と考えている人もいると思います。
この移住先を考えるに当たっての条件は「ビザ」「気候」「物価と税金」「住居」「治安」「食事」「言語」「交通事情」「その国の政治や宗教」「人種」「医療事情」「日本からの距離」「滞在先で行いたい事」等々いろいろ考えなければならない条件があります。
でもまあこういったことを考えているだけで、旅行好きの私は結構楽しくなってきます。
リタイヤメントビザ
昨日紹介した国の中で、「リタイアメントビザ」制度があるのは、アジア圏の国々とオセアニアの二カ国、スペインといったところです。
リタイアメントビザというのは、年金受給者を対象にした「移住優遇制度」です。ただし優遇の中味は各国によって異なりますので、自分の現状にあっている国を探さなくていけません。
ビザのことを考えずに、私が単純に住んでみたいなと思う国は、昨日書いた中では、タイ、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイといったところでしょうか。
タイについては1年と90日という二種類のビザに加えて、優遇観光ビザというのもあるみたいです。私はこれまでバンコクに4回ほどいっていますが、日本がまだエネルギッシュに活動していたころと国の雰囲気が似ているように思います。
ただバンコクはともかく暑いですね。人々は優しい微笑みを絶やさないというキャッチフレーズになっていますが、暑さには閉口します。従ってタイで長期滞在する場合は、バンコク近辺ではなく、北部の地方都市になりそうです。 (最近は冬場をタイでという考えも持つようになりました)
しかしながらその他のマレーシアやオーストラリア、ニュージーランドあたりは年金の収入基準が結構厳しいみたいです。ということは、これらの国では、単に観光客として滞在するしかないのかもしれません。