生活環境が文化の違いを生む?

食事代の高さ、宿泊代の安さ、日本文化との違い(2014.2.10)

 私が宿泊しているコンドミニアムのせいかもしれませんが、日本語のNHKニュースが日に2回ほどありますが、そのほかはまったくありませんので、日本の大雪情報はもっぱらネットで得ています。(このネット回線もやけに遅くて参っています)

 自宅付近も30cm位積もったようで、庭に置きっぱなしの自転車がどうなったのか心配です。

 ケアンズの街並みにも徐々に慣れてきて、徐々に行動範囲も広げています。それにしても食事代が高い。

 レストランでビールを飲むと、小瓶1本が500円から600円。高級シティホテル並みです。先ほどフードコートで昼食代わりのラーメンを食べてきましたが、これが900円。

 味はまあフードコートのラーメンの味で、日本のスーパーに併設されている安いラーメンショップと同じようなものです。バンコクなら300〜500円。日本のフードコートでも300〜700円といったところでしょうか。

 街中のレストランは、やはりイギリス系やイタリア系が多いようで、次に意外に多いのがタイ料理。そしてベトナム料理、中国料理、インドネシア料理と続きます。

 中国系とベトナム系は同じ店でやっていることが多いようです。我が日本の和食系は少ないです。たぶん市街に10軒もないのではと思われます。

 世界中から日本料理が注目されているなんて言うニュースがありましたが、ケアンズではそういった傾向をあまり感じません。

 日本のニュースはアメリカ系のニュースに偏っているのかもしれません。アメリカで日本料理が流行ると、それがまるで世界中に広がっているかのような印象を持たせるような報道になるような気もします。

 それにしても何でこんなに高いのか?私が宿泊しているコンドミニアムは50m2位の部屋で、1泊1万円ちょっと。宿泊料金は日本やハワイに比べて安いと思います。

 これはやはり土地が豊富にあるせいかなとも思います。つまり土地代が安いと言うことです。と言うことは、ユーロ圏も物価は高いと聞いていますから、人件費が高いのかもしれません。 また国が広いので、食材の輸送コストが高いのかなとも思えます。

 スーパーに行くと、肉と野菜、果物は豊富にありますが、魚類が少ないです。これもまた不思議。オーストラリアの漁業なんて今まで考えたこともありませんでしたが、ともかくスーパーで売られているのは本当にわずかでびっくりです。

 そう考えると、クジラを捕るなんてとんでもない、と考える人がいても不思議ではないような気もします。互いの文化を理解するというのは大変だなと感じます。


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