北陸3泊4日旅行

2017.8.21

 金曜日の午後に3泊4日の新幹線を使った北陸旅行から帰ってきました。何十年ぶりかに乗った新幹線は、車や飛行機に比べると足元も広く、揺れが少ない割に景色は飛ぶように過ぎ去り、あらためてすごい乗り物だなと感動しました。

 一方、以前は上野から金沢まで、延々と電車に乗って向かったこともあり、また車で行く場合は安全と旅行そのものの楽しみを満喫するために、途中の上越や魚津あたりで1泊しおいしい海産物を食べるというのが、我が家の北陸旅行の定番でした。

 しかし今回は、大宮から新幹線に乗り、およそ2時間ぐらいで金沢到着となり、実にあっけない旅行です。これなら日帰りも可能だなと思いましたが、その意味ではこれまでのノスタルジックな旅とはかなり旅行スタイルが変わったなと感じました。

 到着して金沢駅に昔からあるお土産街に行ってみると、以前に比べて観光客で大混雑。北陸新幹線開通の恩恵だなと思いました。しかも外国人旅行客も増加。

 60代を超えると思われるお店のおばちゃんたちも、何とか簡単な英語を理解し、それに対応しているようです。なるほど変わったもんだなと思いました。

 北陸は海産物がおいしいので有名ですが、実はお米や水もおいしいので、食事全体のレベルが高いです。今回私はアルコールを一切飲まない数泊の旅行というのを体験しましたが、こんな時ビールを飲めたらなあという気持ちをあちこちで感じました。

 しかし発想を変えて、アルコール代を食事代に加算し、少しおいしいものを心行くまで食べようと思い、正味三日間ですが、ほぼ毎日海鮮丼、寿司、魚料理を堪能してきました。

 1日だけレンタカーを借りて、能登半島を北上。ご先祖様のお墓を見てきましたが、お盆の時期だったせいか、周辺の草も刈られ、すべての墓石の前に花が供えられていました。

 その後能登半島の西側にある観光地、巌門、ヤセの断崖、琴が浜、千里浜を見学。琴が浜以外は以前にも行ったことがある場所ですが、ちょうど天気も回復し、恵まれた旅行になりました。

 また金沢市内でも、金沢城、兼六園、近江町あたりを散策。結構歩いたなと感じましたが、体調は良好。実は出発時、旅行への興奮からか血圧が上昇。「こりゃまいったな」と思ったのですが、二日目に意を決して中断していた降圧剤を服用。
 
 すると明らかに体調がよくなるのが分かり、やはり降圧剤は必要だなと感じました。以後飲み続けていますが、降圧剤服用を停めると、普段の生活で見かけの血圧は下がっていますが、塩辛いものを食べたり、寝不足になったり、旅行等で興奮したりすると簡単に血圧が上がってしまうようです。

 つまり降圧剤を服用しないときは、何らかの要因で血圧が上がりやすくなるということです。まあ薬を使って無理やり下げるというのもどうかと思いますが、服用量は通常100mgのところ、25mgしか飲んでいませんので、この程度ならやむを得ないかなと思っています。

 というわけで、往復はあっという間の移動でしたが、3泊4日程度なら全く問題なく旅行をすることができるという自信もでき、次はいよいよ海外かと思っています。


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