香取神宮と犬吠埼へ

2018.2.16

 他のブログにも書きましたが、昨日は気温の高さと天気のよさに誘われ、「よしそれなら日帰り小旅行だ」と思い、少し早めに家を出て(と言っても9時ぐらいですが)、向かったのが銚子

 埼玉県の我が家から圏央道を使うと関東平野をぐるっと半周または横断することができるようになりました。その結果成田空港にも行きやすくなりましたが、今回はそれよりもう少し先へ。

 日帰り小旅行ですが、ウォーキングや私の好きな海の景色探訪、おいしものを食べる等々、様々な要素を含んでいます。しかし銚子は東関東自動車道を降りてから遠かったです。

 最初に行ったが香取神宮。それほど大きくない神社だなと思いましたが、境内には大きな樹木が数本あって歴史の古さと風格を感じました。なんだか落ち着く場所だなと思いましたが、それがいわゆるパワースポットと呼ばれる所以かもしれません。

香取神宮

 ちなみにパワースポットというのは、人がそこに行ったとき普段とは違う何らかの感覚を覚える場所のようですが、当然ながら物理的には証明されていないと思います。

 ただ私自身、パワースポットと呼ばれる場所に行って、全く何も感じない場合もあるし、何らかの冷気や落ち着き、霊風?みたいなものを感じたこともありますので、まあ自分の気持ちの持ち様かなという気もします。

 なお、ちょっとこれは・・・・と思った体験もあります。場所はパワースポットではなく、墓参りの時期に私の祖父祖母が住んでいた旧家を訪れた時。

 泥棒が入らないように、表玄関は常に施錠がしてあるので裏口から入ります。裏口に鍵を差し込もうとしたとき、なんと家の奥の方から多数の人のざわめきが聞こえてきてびっくり。

 話の内容は分かりません。しかし20人ぐらいの声が聞こえる感じ。田舎の家ですから、大きな座敷があり、時にはそこで祝い事のために多数の人が集まったりできるようになっているのですが、なんかそういった雰囲気です。

 しかし当然ながらカギはかかっていて、誰も中には入れません。また都会と違って家と家との距離は離れていて、その旧家から一番近い家までの距離は100mぐらいあり、間は田んぼです。

 「こりゃ変だぞ」と思いましたが、別段恐怖感もなかったので、なんか空耳かなと思って鍵を鍵穴に差し込んだ瞬間、ざわめきがぴたりと停止。そこで初めて本当にざわめきが聞こえていたんだと認識して、さすがにちょっと鍵を持つ手が緊張しました。

 というわけで、そこからはちょっと慎重になって鍵を開け、ソ〜っと裏口を開けて家の中を覗き込みますが、当然ながら誰もいません。

 「なんか変だな」と思いつつ、ともかく仏壇に線香をあげようと思い、薄暗い室内を少しでも明るくするために、カーテンや雨戸、窓を開け、さらに照明のスイッチを入れ少しずつ家の中へ。

 仏壇は一番奥の部屋にあるのですが、そこへ辿り着くまではかなりビクビクしました。しかしまあ何事もなく到達。先程まで聞こえていたと思われるざわめきも全く聞こえません。

 何となくひんやりとした空気を感じましたが気になるほどのことでもなく、大きな仏壇の扉をあけ、線香を立てて拝みます。「はあ〜終わった」と緊張が解け、よし帰るか、と思った瞬間、なんとそれまで問題なく点灯していた照明が一斉に切れて部屋は瞬時に薄暗い状態に。

 これにはまいりました。さすがに背筋がぞわ〜っとなって、今もその時のことを思い出しながらこれを書いていますが、背筋が寒くなります。

 まあてなわけで、そんな体験(他にもあるのですが)を通して、もしかしたら私は少しだけ霊感が強いのかな、と感じるようになりました。

 話を戻して香取神宮では、そのたたずまいに落ち着きと風格を感じましたが、それ以上のことはなく、次に向かったのが犬吠埼。ここの灯台は、中の階段を上がって灯台の上から周囲の景色を見ることができ、素晴らしい景色を堪能できました。

犬吠埼灯台からみた海の景色

 さらに屏風ヶ浦というタモリが好きそうな面白い地形を見て帰ってきましたが、あちこち歩いてそこそこのウォーキングも出来大満足。当然ながらベッドに入ったらあっという間に眠りに落ち、今日も朝7時に爽やかな目覚めです。いつものように血圧を測定したら、やはり下がっていました。


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