健康の源は食生活、ストレス
運動、睡眠のコントロール

退職後の健康維持はウォーキングで(2013.4.4)

 私が早期退職をして、4月1日になったとき一番強く感じたことは開放感でした。やはり「仕事をしなければならない」「責任を果たさなければならない」という重圧は大きかったのだと思います。

 もちろんその後も非常勤講師という仕事を続けましたが、その負担はフルタイム勤務の比ではないなとすぐに分かりました。非常勤講師は自分の専門領域である授業に責任を負えばよいだけで、極端な話、学校の運営とは一切関係ありません。

 会議もなし、部活もなしとなれば負担が軽くなるのは当たり前です。当然それと比例して収入が減るのは当たり前だなと感じました。

 一方、最初に感じた開放感は、当然ながらストレスの解消にも直結しますから、高めで推移していた血圧は平均で10〜20ぐらい下がったのではないかと思います。

 つい飲み過ぎるという日も少なくなりました。(ストレスを解消するために飲んでいた側面があったと思います)そうやって少しずつ体調が良くなってくると、「なるほど、本当にストレスだらけの生活をしていたんだ」ということがよく分かりました。

 それと共に、そもそも早期退職をしたのは体調不良によるものですから、息子のためにも、収入は減っても、私自身が少しでも長生きをした方がよいと思い、健康についても改めて色々考えるようになり、それについては別のブログ「健康生活あれこれ」でまとめ始めました。

 このブログももうすぐ900回になりますが、長い間書き続けてきたので、自分にとって健康とはなんだ、と言うのが朧気ながら見えてきたような気がします。

 というわけで、前記のブログでも強調していますが、健康の源は「食生活」「ストレス」「運動」「睡眠」という四項目を如何にうまく生活の中に取り入れてコントロールしていくかではないかと思うようになってきました。

 実は今日は、人から紹介されて、埼玉県小川町にある「カタクリの自然群生地」を見てきました。時期的にはもう終わりみたいですが、ともかく周辺を歩いている人が多くてびっくりしました。

 平日ですから、その9割以上は60歳以上の高齢者です。皆さん元気です。ここ数日雨模様だったので、外歩きをしたい高齢者が一斉に出てきたのかなとも思えました。

 ちなみに今日の新聞の医療・健康欄に、昔の60歳と今の60歳の違いを比較するデータとして、歩く速さについて説明が書かれていました。 それに寄れば歩く速さは昔よりも速くなっているとのことで、単純に比較すると10年ぐらい若返っているということでした。

 というわけで、上記四項目の「運動」については、もっとも簡単で効果のある方法がウォーキングであると私は思っていますので、暖かいときはなんとか暇をみつけてせっせせっせと歩くことにしています。

 今日はカタクリの群生地の中を3kmほど歩いていきました。天気も良く、汗ばむぐらいでしたが、ちょっとした山道を歩くだけでも、癒し効果が充分あるなと感じます。 


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